内容説明
大口の不良債権を処理せよ!竹中治夫に命じられた次の仕事だ。回収に乗りだすと、闇の勢力が一気に牙をむきだしてきた。家族まで巻き添えにされ、辛い闘いが強いられる。不祥事が続いたうえに、貸し渋りなど限りなく信用を失墜した銀行。激動の渦中にある金融界の内実を抉り、明日を問う迫真のドラマ。
著者等紹介
高杉良[タカスギリョウ]
1939年東京都生まれ。専門紙記者・編集長を経て、1975年『虚構の城』でデビュー。以後、企業小説・経済小説を次々に発表する
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