講談社文庫<br> タナトス・ゲーム―伊集院大介の世紀末

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講談社文庫
タナトス・ゲーム―伊集院大介の世紀末

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  • サイズ 文庫判/ページ数 366p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062734813
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

アトムくんこと滝沢稔とのラブシーンが描かれた“ヤオイ本”が送られてきて、うめく伊集院大介。ボーイズラブの世界を耽溺するヤオラーたち。ところがHP“薔薇庭園”に集まる、問題のその本をつくったサークル「銀河通信社」の会員たちが、無惨な遺体で発見された。微妙に絡み合う人間関係に事件の鍵が。

著者等紹介

栗本薫[クリモトカオル]
東京都生まれ。早稲田大学文学部卒。1977年、中島梓として『文学の輪郭』で群像新人賞受賞、文芸評論家としてデビュー。翌年、「栗本薫」クン登場の『ぼくらの時代』で第24回江戸川乱歩賞、1981年『絃の聖域』で第2回吉川英治文学新人賞受賞。以降、ミステリ、SF、時代、伝奇小説、ミュージカル脚本、演出など幅広く活躍
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

marumo

23
再読。「そんな現実なんか、あたし要らないわ」 そうなんだよね。みすぼらしくて、美しくないそんな現実なんかより、自分の幻想の王国にひきこもっていたい。誰もかまわないで、なんだよ。私は創成期の「JUNE」の頃にこの世界に耽溺していて、無様な自分の現実にがっかりしていたなぁ。「タナトス」という言葉も栗本薫で知ったのだった。危うくて、足腰弱くて、憧ればかり強くて、焦ってて、、十代の頃の感覚を思い出した。しかし、この表紙はヒドイ!!2018/03/20

kagetrasama-aoi(葵・橘)

5
伊集院大介シリーズの第十六作目。”天狼星シリーズ”を読んで伊集院大介から一旦離れたので、今回正真正銘の初読、うーん吃驚しました(笑)。将に世紀末に出版された本書、バブルが弾けた後とは言ってもまだまだ香りが漂っていたあの頃。私も実はコミケに行って或るジャンルの薄い本を買い捲る程度には……多くは語りませんが(爆)。だから、この雰囲気とか心情とか「わかるなぁ!」って感じです。作者さま良くぞ書いて下さいました。時代の徒花と言われるのかもしれませんが、こういう世界が本当にあったことを残して下さったんですから。2017/04/09

kaizen@名古屋de朝活読書会

4
美少女風男子同士の関係を女性が描くという意味のヤオイ。 栗本薫も手を染めたらしいというヤオイ。 伊集院大介が,ヤオイの世界に巻き込まれるのが面白い。 ヤ:山なし オ:落ちなし イ:意味なし というのが,どうしてboys loveなのかの解説が欲しかった。 本書には、あとがき,解説の代わりに, 本人である中島梓の関連文献を参考文献に上げている。2011/08/13

シーラ

3
実際のヤオイっ娘達は、これに共感するんだろうか、反感を覚えるんだろうか。2013/06/27

lobking

3
追悼用として読んだ。参考文献に中島梓著作を挙げるなと言いたい。他、いろいろな意味であやうい。2009/06/02

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