講談社文庫
破壊天使〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 314p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062734738
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

白昼のLA。爆発物処理員が作業中に爆死した。爆発物は精巧で強力な殺人兵器と判明。犯人は爆弾魔ミスター・レッドか。処理員時代、爆発事故で恋人を失い、自らも瀕死の重傷を負った過去を持つ女性刑事スターキーが、トラウマに苦しみつつ捜査に乗り出す。息をもつかせぬ全米ベストセラー・サスペンス。

著者等紹介

クレイス,ロバート[クレイス,ロバート][Crais,Robert]
1953年、米国・ルイジアナ生まれ。処女作『モンキーズ・レインコート』でアンソニー賞を受賞

村上和久[ムラカミカズヒサ]
1962年札幌市生まれ。早稲田大学文学部卒業。編集者を経て翻訳家に
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くたくた

37
1年ぶりのロバート・クレイス祭り。上巻ラストで以外な展開があり下巻への期待値が一気に高まる。舞台は定番のロス市警。主人公スターキーは爆弾事件で恋人を失い、傷跡と後遺症で重いトラウマを抱えって設定だがとにかくキャラがイタい。主食はアスピリンと制酸剤。上巻でまともに口にしたのはレーズン一箱だけ。ちょっとしたことに怒りで拳を振るわせてるところなんか全然感情移入できない。他人が自分の思いを汲んでくれないと怒りが湧き起こるなんて実に自己中である意味アメリカ的?特別捜査官のペルの行動もまだ底が知れなくてこわいが・・・2018/05/13

しましまこ

27
任務途中で同僚の恋人を亡くした元爆発物処理班、ロスの女性刑事が主人公。三年経過後も過去の悪夢に怯え、酒と煙草が手放せない。かつての同僚がまたもや作業中に死亡、犯人は連続爆弾魔ミスター・レッド? ワシントンから来た捜査官も秘密だらけ、爆弾魔はイッちゃってる変態さんだし、主人公のトラウマは苦しいが面白いよ~。ロスだから鑑識のジョン・チェン登場、今のところ活躍なしだ。(笑)2017/06/04

ドナルド@灯れ松明の火

21
爆発物処理員の女性主人公は同僚とともに爆発物処理中に瀕死の重傷を負い、同僚は死ぬ。その後のトラウマと精神的ダメージの為酒とタバコが手放せなくなっている。この主人公の設定がリアルで、連続爆発事件の捜査を行っていく過程と心理描写が凄い。あっという間に読了し引き続き下巻へ!2017/10/12

tom

18
どなたかのコメントを読み、図書館に注文。マニアックで承認欲求の強い爆弾魔が走り回る。意外に面白い、続きを借りてこなきゃと思いながら読了。シリーズ物だから、しばらく楽しめるかもという期待を持たせてくれます。2018/06/23

みやび

13
爆発物処理班で相棒だった恋人が爆死。自身も現場で一度死に、蘇生されたもののトラウマから乱暴な主人公スターキー(この設定で女性なのは意外でした)、ひっきりなしに煙草を吸い、お酒に逃げて危なっかしいです。FBIのペルがなんだか怪しいし、連続爆発事件を解決できるのでしょうか。爆弾に取り憑かれた男に少しだけディーバーが思い浮かびました。久しぶりに海外ドラマを観ているみたいです。2023/10/21

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