内容説明
古代エジプト。眉目秀麗にして多芸多才な奴隷タイタが愛したのは、己が主人の娘ロストリスだった。しかし彼女の想い人は勇敢な没落貴族の青年タヌス。二人は密かに愛を育んでいたが、無垢な若者たちに運命は残酷だった。愛がエジプトの地の命運を左右する!冒険サスペンスの大家が描く壮大なロマン巨編。
著者等紹介
スミス,ウィルバー[スミス,ウィルバー][Smith,Wilbur]
1933年中央アフリカ・ザンビア生まれのイギリス人。1964年『When the Lion Feeds』を出版。本格冒険小説作家としての確固たる地位を築く
大沢晶[オオサワアキラ]
京都府生まれ。大阪外国語大学卒業後、新聞記者を経て翻訳家に
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Book Lover Mr.Garakuta
12
【図書館本】【速読】:再読。ゲームのヒントになりそうだった。★3/5個2022/01/18
Book Lover Mr.Garakuta
3
図書館本:古代エジプトの話。想像のロマンがロマンを呼ぶ。読書が楽しいと思った本。2018/10/13
ときわ
3
古代エジプト。インテフ侯の奴隷のタイタが綴る物語。奴隷とはいえ、タイタは秀麗な姿で頭も良く、音楽家で建築の才もあり、医者で他にも数々の本を書く。インテフ侯によって男性機能を奪われて、宦官としてインテフ侯のお嬢様ロストリスの側近くでそれはそれは密接にお世話をする。そのロストリス様は密かに想い合うハッラブ侯タヌスと結ばれず、ファラオ マモーセ八世と結婚。その際父であるインテフ侯より嫁資としてタイタを貰い受ける。タイタ、ロストリス、タヌス、インテフ侯、マモーセ八世、ナイル川の地で繰り広げられる壮大な物語。下巻に2018/02/28