講談社文庫
岸和田のカオルちゃん

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 293p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062733519
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りゅう☆

86
「奇想天外、呆気にとられて笑いがとまらぬ痛快バイオレンス小説」全然笑えないんですけど。「くわー、ペッ!」と言いながら参上するカオルちゃん。ヤクザも機動隊も道を譲る。なぜならとことん暴力を振るうから。こんな人を野放しなんてあり得ない。バイオレンスしかない。チュンバも、一緒につるむ小鉄も、金のことしか考えてないハッタリ君も、男とヤリまくるケイコ姉も誰一人共感できる人がいない。解説で称賛しまくってたけどよく分からない。なんでこの本買ったんだろ?しかもシリーズがもう1冊ある。積読本は読まないとイヤだから読むけど。2020/07/05

はらぺこ

41
竹内力が主演の『岸和田少年愚連隊 カオルちゃん最強伝説』シリーズの方が好き。映画(Vシネ?)の方もアホみたいに強いし無茶苦茶やけど可愛げがあるし、全国高校総番を目指して番長達と喧嘩するので目標が分かって楽しい。 でも、コチラは高校生やなくてオッサン。ヤクザもビビるほど怖いオッサン。自分は強いモンが好きやし憧れてるからホンマはカオルちゃんが好きな筈やねんけど可愛げが無いから素直に好きになれんかった。 『じゃりン子チエ』のテツぐらいが可愛げが有って丁度いい。 2011/10/02

ヤジマ

39
主観点8.2/10 もうここまで来ると悪ガキとかクソガキとかそういった範疇を超えている。普通の犯罪集団である。前作は多少のエッセイ感があったが、本作にその感はほぼない。普通にこれが実行されていたらチュンバも小鉄もハッタリ君も合計10回は死んでいると思う。機動隊を日雇いだと思っているカオルちゃん。もう人間ではない、ただの歩く災害である。目が合った人間は真横に吹っ飛び、そいつの持ち物は全てカオルちゃんのものになるのである。ひたすら無慈悲で横暴でなのである。この小説を読めば、漏れなくこの口調になるのである。2022/10/07

ワッツ

5
こんな人が実在していたというんだから面白い。カオルちゃんがもう竹内力にしか見えない。全部、カオルちゃん関連の話なのでカオルちゃんフリークにはお勧めの一冊。2013/11/28

とっしー

4
久しぶりに読んだけど、カオルちゃんやっぱ最強やな。竹内力のカオルちゃん迫力すごかった。ちっちゃい頃怒らえた時「カオルちゃん呼んでくるで!」ってよー言われたなぁ。本物見たときだいぶ年取ってたけどまじビビった……(;・ω・)2014/02/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/413478
  • ご注意事項