内容説明
連続する凶悪犯罪に次いで、州東部タンジール島ではバージニア州からの独立を求める住民反乱が勃発。さらに新たな殺人事件も発生し混迷を深める事態の中で、警察は正義を貫けるのか。すべての謎が、人物が、火花を散らす戦慄のクライマックス！検屍官シリーズのケイ・スカーペッタも登場する超話題作。
著者等紹介
コーンウェル，パトリシア［コーンウェル，パトリシア］［Ｃｏｒｎｗｅｌｌ，Ｐａｔｒｉｃｉａ Ｄａｎｉｅｌｓ］
マイアミ生まれ。警察記者、検屍局のコンピューター・アナリストを経て、１９９０年『検屍官』で小説デビュー。ＭＷＡ・ＣＷＡ最優秀処女長編賞を受賞して、一躍人気作家に
矢沢聖子［ヤザワセイコ］
神戸市出身、津田塾大学学芸学部卒業。商社勤務、特許関係の翻訳などに携わり、翻訳家に
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感想・レビュー
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ヨーコ・オクダ
26
訳者のあとがきにはちゃんと「奇想天外な小説」と書かれている。そうやんな！本格警察小説て言うたヤツ誰やw下巻でも引き続きドタバタの連続で、アンディのコラムをうまく利用して、悪徳歯科医、脱獄犯、根っからの凶悪犯、知事周辺の悪いヤツ等々いっぺんに片付ける感じ。終盤、ピンチの場面も出てくるが、アンディが機転をきかせて切り抜ける。そう、主人公はアンディよね…なのに、タイトルはなぜか「女性署長ハマー」しかも、英文タイトルは全然違う（苦笑）いやー参った、参った。2020/03/31
Yuna Ioki☆
22
481-112-29 女性署長ハマーシリーズ読了。。。登場人物は多いし、ストーリーは盛りだくさん過ぎて把握するのが難しいです(´д⊂)‥ﾊｩ コーンウェル作品はいつもこんな感じでもぐだぐた。。。おまけで友情出演的なスカーペッタもどうでもいいやって感じ。。。。2014/03/22
しあん
17
いよいよ登場人物が増え、わけがわからなくなる。バービーって登場人物の出番が急に増えたりとかする。リジャイナとかも。 あと、犬を誘拐した理由もわからないし、ネット上の謎のコラムニストの存在って必要？どうして、下界になった途端にユニークの出番が減るの？ユニークもっと出して、グロいの読ませてよ、なんて思ってしまった。2019/06/09
ケイ
13
話をまとめるためか、盛り上がりを期待してか、スカーペッタを登場させて、熟年女性を活躍させるのは、どうかと思う。ハマーのシリーズも行き詰まりか…。2011/11/26
つちのこ
5
登場人物も多く、独立運動を求めるタンジール島のドタバタ劇や、ちょっとオツムが足りない知事の娘、不良少年のスモークやユニークが引き起こす殺人事件などが絡み、まるで焼肉屋で食べるビビンバのように、ごちゃ混ぜに展開していくのは読むのが大変。それだけに、ケイ・スカーペッタが出てくる場面になると、“掃き溜めに鶴”というか、一服の清涼剤のようで、なにかしら安堵感を覚えてしまった。2002/01/01
