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講談社文庫
密室+アリバイ=真犯人―ミステリー傑作選〈40〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 419p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062733168
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

内容説明

秘密組織“黒窓の会”に出席したN大工学部の助教授がインドにある遺跡にまつわる奇妙な謎を解き明かす「石塔の屋根飾り」(森博嗣)、重要容疑者へのインタビューを目論むTV取材班と少女失踪事件の顛末を描く「独占インタビュー」(野沢尚)をはじめ、手に汗握る、選りすぐりの全9編。これぞ現代ミステリー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

すたこ

20
★思わず表紙買いしたけれど、とにかく期待外れ。タイトルと内容がズレまくり。我慢できずに流し読みしてしまった作品も多数。今邑彩と折原一は良かった。2014/07/29

MIKETOM

10
『遠い窓』壁にかけた絵が毎日少しずつ変化していく。そして絵の中の家で住んでいる人が夢に現れて…。ホラーチックな内容だが実はそうではない。今邑カラーが冴える。『独占インタビュー』ふてぶてしい中年男が意外にも心優しき男であって…。人間模様を描いた作品。『獣の記憶』多重人格ものは無数に書かれているが、いずれも作者個々人のオリジナリティで勝負している作品ばかり。本作品もそう。もっとたくさん読みたいね。『眠れない夜のために』相変わらずの折原節。おちゃらけ作風がどこまで続くのか、興味深い。他五編。まずまずの作品集。2021/10/25

あここ

9
何でこのタイトルにしたのかが一番の謎。全然関係なかったけど面白かった。さすがに個性豊かで次はどんな話?って切り替えるのがわくわくする。安積さんは読み慣れてるから一番印象に残ってる。村雨さんに対してモヤモヤするのは何でやろう。そう思われてるのも分かってはる気がするってところに引っ掛かるのかもなぁ。ええ部下やのに。「遠い窓」が面白かった。知ってしもたら、なぁんやってことやけど騙される方には不思議。絵の世界に行ってまうのも不思議。でもあり得る。自分だけの世界。幸せしかない世界に没入、もう戻ってこれへん。後の祭り2021/11/10

ふぃえ

5
『ザ・ベストミステリーズ1999』から9編が収録されています。新津きよみさん『時効を待つ女』、野沢尚さん『独占インタビュー』がよかったです。初読み作家さんは、今野敏さん、今邑彩さん、小林泰三さん、でした。今野敏さんは、隠蔽捜査シリーズとか、読んでみたいんですよね。2022/01/26

みぃすけ

5
1つ1つのお話はそれぞれ面白かったけど、密室もアリバイも関係ないじゃ~んというモヤモヤが残る1冊。タイトルを気にしなければ、アンソロジーとしては結構秀逸だと思います。2017/03/28

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