内容説明
自動車事故の現場から美少女映画スターが誘拐された。少女を殺すことだけを目的とし、一切の連絡をしてこない殺人鬼に接触できるのか？目撃者への催眠誘導、わずかな手掛かりからのプロファイリングにより、確実に狭められていく捜査網。だが、倒錯した犯人の想像を絶する反撃が！戦慄の長編サスペンス。
著者等紹介
サンダーズ，レオナード［サンダーズ，レオナード］［Ｓａｎｄｅｒｓ，Ｌｅｏｎａｒｄ］
米テキサス州フォートワース在住。オクラホマの牧場で育ち、朝鮮戦争時は海軍に従軍。ジャーナリストとして地元の新聞で銀行強盗や殺人事件を取材、文芸・美術・エンターテインメントの編集者を務めた後、１９７９年より専業作家に。歴史小説やサスペンスを数多く発表している他、犯罪実話も著している
矢沢聖子［ヤザワセイコ］
神戸市出身、津田塾大学学芸学部卒業。商社勤務、特許関係の翻訳などに携わり、翻訳家に
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
TAKA
4
警察もあらゆる可能性を考えて捜査するから大変だとは思うんだけど、油断しすぎ。2022/06/22
立て邦彦
0
確かにタイトルはピンとこないが。。。単純だけど怖い犯人。環境的にもすごく怖い。他の作品も読みたいと思ったが。。。2016/10/10
シーラ
0
交通事故現場から、消えた少女。身代金要求は無く、犯人の狙いは彼女を支配する―――殺すことだけ。母親から依頼を受けた元捜査官のブッカー・リーヴスは法精神科医パトリシアに助けを求め、目撃者への催眠誘導、プロファイリング、過去に起きた誘拐事件の調査から犯人をあぶり出していく―――物足りない…。犯人の思考、言動が常識範囲内。現実の異常者に感じる底無しの恐怖は、彼等の理解しがたい心理なので、それがこの犯人に対する物足りなさ、か。プロファイリングも中途半端だし。ミステリーとしては充分楽しめるから、タイトルが悪いかも。2010/07/19
エチクレル・マリア
0
前述の、想像を絶する犯人の反撃というのは、只単に母親の家に乗り込んで身代金だけ先に奪おうという、そのまんまの展開。見張りの警察二人ともあっけなく○○されてるし、情けな。しかも案の定、ついでに△△された母親と娘が■■するあたりで自力脱出の可能性なんてすぐ思いついちゃったし。ＦＢＩのＶＩＣＡＰ（凶悪犯罪者逮捕プログラム）とかＯＳＢＩ（オクラホマ州捜査局）とか全米巻き込んでの大事件のわりに、スネークマン（犯人）の無能ぶりが興醒め。2007/03/16
