講談社+α新書<br> 日本は世界5位の農業大国―大嘘だらけの食料自給率

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講談社+α新書
日本は世界5位の農業大国―大嘘だらけの食料自給率

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  • サイズ 新書判/ページ数 189p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062726382
  • NDC分類 612.1
  • Cコード C0295

出版社内容情報

カロリーベースの自給率を使うのは世界でも日本だけ。予算ぶん捕りのための農水省の陰謀だった。日本農業は世界5位だ!年生産額8兆円はアメリカに次ぐ先進国第2位!!
食糧危機と農家弱者論は農水省によるでっち上げ!
生産高――ネギ1位、キャベツ5位、コメ10位! 7%の超優良農家が全農産物の60%を産出!!

自給率が示す数字と一般的な感覚がかけ離れているのは、農水省が意図的に自給率を低く見せて、国民に食に対する危機感を抱かせようとしているからである。では、なぜそんなことをするのか。端的にいうと、窮乏する農家、飢える国民のイメージを演出し続けなければならないほど、農水省の果たすべき仕事がなくなっているからだ。そして、どうすればラクをして儲けられるか、いかにして省や天下り先の利益を確保するかという自己保身的な考え方で、農水省が農業政策を取り仕切っているからである。農水省幹部の頭には、国民の食を守るという使命感などまるでない。

●すべては農水省の利益のために
●「世界最大の食料輸入国」の嘘
●現実に即した自給率は高水準
●民主党が推進する農業衰退化計画
●事故米問題で見えた農水省の陰謀
●消費者不在のバター利権
●大幅な増産に成功した日本農業
●「農業人口減=農業衰退」の幻想
●「農業は成長産業」が世界の常識
●大きな可能性を秘めた農産物輸出




浅川 芳裕[アサカワ ヨシヒロ]
著・文・その他

内容説明

食糧危機と農業弱者論は農水省によるでっち上げ!年生産額8兆円はアメリカに次ぐ先進国第2位!生産高―ネギ1位、キャベツ5位、コメ10位!7%の超優良農家が全農産物の60%を産出。

目次

はじめに―日本農業弱者論はまったくの事実無根
第1章 農業大国日本の真実
第2章 国民を不幸にする自給率向上政策
第3章 すべては農水省の利益のために
第4章 こんなに強い日本農業
第5章 こうすればもっと強くなる日本農業
第6章 本当の食料安全保障とは何か

著者等紹介

浅川芳裕[アサカワヨシヒロ]
1974年、山口県に生まれる。月刊「農業経営者」副編集長。1995年、エジプト・カイロ大学文学部東洋言語学科セム語専科中退。ソニーガルフ(ドバイ)勤務を経て、2000年、農業技術通信社に入社。若者向け農業誌「Agrizm」発行人、ジャガイモ専門誌「ポテカル」編集長を兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Aya Murakami

80
他館図書館本。動画サイトで紹介 はぁぁ…、たしかにスーパーに行けば国産野菜のオンパレードですね。(じゃあ加工品はどうだろう?)加工品といえば国産小麦の品質が悪くてパスタすらろくに作れないと国内製粉業の人の常識があるというのは初耳。なんでもかんでも国産がいいというのは間違いなのですね。 若干農水省陰謀論のニオイがするのと「この人は実際に土を耕したことがあるのか?」という疑問が浮かぶ本書。兼業農家を貶めるのはよくないですよ。半農半Xという言葉があるわけですし。2022/10/01

MURAMASA

50
ずいぶん前に、どこかで紹介されていた文章を読んで購入していたのですが、『もやしもん』9巻の自給率談義をきっかけに積読から引っ張り出して読んでみました。農水省の省益確保と政党の票田確保、そのための「食糧自給率の向上」というスローガン。学校の現場にいると、食育や地域学習から農業についても学習しますが、本書で語られているようなぶっちゃけての論議は目にできません。それは教える側の怠慢でもあるのでしょうね。両方の側の意見を知ったうえで、自分はどう考えるのかを促すのが教育の役割でもあると思うので、 続2010/08/03

ユウユウ

46
5年前の鳩山民主党政権時代の話のようなので、今、どうなのかが気になる。TPPとの絡みとか。第5章がよかった。希望がもてる。2015/09/04

Willie the Wildcat

38
数字の取り方により、物事の見方は異なる。カロリーベースと、生産額ベース。前者は著者指摘のように、農産物1つ1つのカロリーの高低や、海外飼料かどうかなども結果に影響。後者は、”補助金の位置づけ”をどう捕らえるかが課題。印象に残るのが、『政策の質と一貫性』、そして『(我々の)食生活』。後者は特に、自給率以前の問題として、”食料の廃棄”が気になる。議論の基軸を再検証すべき、という気がしてならない・・・。2013/01/05

rubix56

30
☆☆☆☆☆ 2w 農業についてというより、農業を仕切る行政についての本。農水省(JA含む)がいかに自己保身で農業を堕落させているかがわかる。いっそ、株式会社農水省として、JAを子会社にしてみればとも思った。 私自身、農業については何も知らいないと言ってもいい。減反についても、教科書で名称を知っているだけで、実際に何をする政策なのか知らなかった。本著を読んでみると、何か社会主義的だなと感じた。 2015/03/04

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