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講談社+α新書
蚊が脳梗塞を治す!昆虫能力の驚異

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  • サイズ 新書判/ページ数 190p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062724500
  • NDC分類 486.1
  • Cコード C0247

内容説明

昆虫の利用ではなく、その力を借りることが技術の先にある真の豊かな社会をつくる。

目次

第1章 昆虫はこんなにすごい!インセクトテクノロジーの可能性
第2章 日本の伝統文化「シルク」は新しい
第3章 そのパワーは「医」学にまで
第4章 昆虫力による「衣」―科学者とデザイナーのコラボレーション
第5章 昆虫力による「食」―昆虫ブランドも出現か?
第6章 昆虫力による「住」―エコロジカルな住環境を目指す
第7章 すべては「懐かしい未来」を構築するために

著者等紹介

長島孝行[ナガシマタカユキ]
1955年、埼玉県に生まれる。東京農業大学を卒業後、同大学院農学研究課博士後期課程修了。農学博士。高校、予備校の講師を経て、2001年より東京農業大学准教授をつとめる。専門は昆虫発生学・解剖学で昆虫機能を研究し、社会に役立てようとする「陰線とテクノロジー」を提唱。2005年の名古屋万博、愛地球博では中部千年共生村の生物力を監修。日本野蚕学会評議委員ほか、ドッグブリーダー、ドッグハンドラーなど多方面で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さきん

30
カブトエビ農法は実際にやってみたいと思った。小さいころ、母が鰹節を上げ過ぎて全滅してしまい、兄が泣く泣く土手にお墓を作ったのを思い出した。中華まんの皮がむけやすくなっているのは生物ロウを塗っていることだと知って勉強になった。昆虫に対する理解が深まる一冊だと思う。2019/01/11

Humbaba

2
昆虫は,非常によくできた存在である.科学技術は発展したものの,それを維持するためには更なるエネルギーが必要となる.今まで時間をかけて貯蓄してきたエネルギーは,今のペースで使い続けていればいずれ枯渇する.そうならないようにするためには,昆虫の完成された形を有効利用することが求められる.2011/12/03

リアム

1
ワイルドシルク、蚕は無農薬の桑、蚊の唾液、フンコロガシは糞を選ぶ…等々、興味深い内容だった。2017/11/02

ユウユウ

0
話題としては面白かった。文体が口語文で少し読みにくくて残念。

ファーストフラッシュ

0
●ATPは生き物がいる証拠→ルシフェラーゼで光れば生き物がいるので飲める水ではない●10万種の昆虫がシルクを吐く●シロアリモドキは足からアリジゴクはお尻からシルクをだす●モンシロチョウのピエリジンという抗菌性たんぱく質がガン細胞をやっつける●タイワンカブトの抗菌性たんぱく質がMRSAを撃退する。だから糞の中で暮らせる●ヤママユガのヤママリンという休眠物質でガン細胞が眠る●蚕でインターフェロンが大量に作れるのは血管がないから。体が体液で満たされている●カブトエビはクリプトビオシス2018/05/06

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