内容説明
愛の大海に漕ぎ出す初心者にも荒波にもがくベテランにも役立つ!「愛には仕事がない」「男は女で育つ」―納得の名言満載の本邦初男女関係指南書。
目次
第1章 ひとは「人を愛すること」をどこで学ぶのか
第2章 現代ニッポンの恋愛
第3章 男で失敗する女
第4章 女はどんな男を認めるのか
第5章 かくも喜ばしく、かくも悲しき愛
第6章 男は女のみにて生きるにあらず、か
著者等紹介
勢古浩爾[セココウジ]
1947年、埼玉県に生まれる。明治大学政経学部を卒業し、洋書輸入会社に入社。ふつうの人の視点からの社会評論『まれに見るバカ』(洋泉社・新書y)はベストセラーになり、バカ本ブームの火付け役となる。並みいるインテリをものともせず快刀乱麻の筆さばきで断をくだす「おやじ力」は、読者の圧倒的支持をえている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
団塊シニア
13
「誰もが愛されたい、誰もが愛したい、愛するものを愛し愛する者に愛されて一生を終えることができる者は幸せである、本当にそのようにして生きられたら人間にとってこれ以上の幸せはないといいたい」本書で作者が伝えたかったことはこのことのような気がする。2021/08/08
小野靖貴
3
果敢に管を巻いているが、結局何がいいたいのか分からなかった…。社会学のようにも見えるが内容はそれほどでもない。こういう文章は、理想の美辞麗句と現状分析の一般性の解離が激しいよな。2014/10/03
しゅんぺい(笑)
2
まえがきにあるように、勢古さんが、正面から「愛」を語った本。 やっぱこのひとはどこまでもかっこいいわ。 「好きな人ができたら、ただただその人を一生懸命に大切にしなさい」。 この言葉ですべての恋愛指南書は終われるんじゃないか、と思わされる。 あと、ときどき入る勢古さんの皮肉がおもしろすぎた。2012/09/23
だんだん
1
詩を読んでいるような気分にさせられた。 詩(のエッセンス)に共感できる人は、きっとこの本をまた読もうと思うだろう。共感できない人は、二度と近づかないのだろう。 では自分は…。なんかクサいと思いつつももう一度読んでしまう気がする。2016/04/10
sasuke
1
「人間に大切なのは、他人の心を想像する力である。」が結論かな?