内容説明
アイデア勝負のマジシャンが行きついた、メモ法と簡単パソコン操作が基本の整理術。すぐ使える工夫の数々、場所いらずの手づくり家具、これまでにない知的生産術。
目次
開演前 「探す」ことはストレスがたまる!(マジシャンの書斎?;シンプル・イズ・ベスト! ほか)
仕掛け1 素材収集術―すべては「メモ帳」からはじまる(頭の中にヒントがある;「血」のめぐりと「知」のめぐり ほか)
仕掛け2 素材管理術―瞬時に取り出せる場所(アイデアはどこに隠す?;メモの管理 ほか)
仕掛け3 小道具―これさえあれば、書斎が消せる(リストアップ;「あれ、捨てたっけ?」の時に ほか)
仕掛け4 頭の中の装置―右脳の鍛え方(血のめぐりをよくするために;脳にメモする ほか)
著者等紹介
ボナ植木[ボナウエキ]
1952年、東京都に生まれる。本名、植木康之。専修大学文学部人文学科を卒業。1977年、大学の同級生と二人でコメディマジシャン「ナポレオンズ」として芸能界デビュー。世界各国のマジックシーンで活躍し、数々のマジックの賞を獲得する。個人的にはマジック界の直木賞といわれる「厚川昌男賞」を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mura_海竜
33
2003年に出版。古さを感じる。マジックトランクデスク(MTD)は、見た瞬間に笑ってしまった、と同時にその独創性に感心してしまった。新しさは少ないし生っぽい感じ。良く言うとマジシャンなだけに発想力がある。2014/06/11
Tadashi_N
31
書斎が必要な創造的なことをしているのか、自問自答したくなる。pigeonholeに整理整頓の意味があるのは本当。鳩を出すマジックを想像した。2019/01/13
相模川のおじさん
2
ナポレオンズのメガネの人の本。持ち運べるデスクが便利そう2019/01/04
みろり
1
とても面白い整理術の本。机はなくても大丈夫 という気にさせる。ただ、「書斎」というのは、「机や本棚のあるところ」だけではなく、「一人静かに考えるところ」でもある。だから書斎はいらないか というと、部屋ではなくても、スペースを必要とするのではないかと考える。 2014/01/05
yarake isuke
1
BF。いままで5冊くらいは整理術の本を読んだと思うが、ダントツで面白くて実践できます。著者自身、整理術が好きなようです。文体も面白くて、ひさしぶりに本を読みながら声を出して笑いました。おまけのような頁数で書かれた「記憶術」もすぐに実践できて素晴らしいです。整理の本質というか基本を捉えて、モノには固執しない姿勢を見習います。探せるシステムを構築する。パソコンはevernoteをベースに、手帳は無印良品のB5ノートタイプ、メモ帳はツイストリングノートを使っていきます。2013/08/09