内容説明
日本の家が一番。血が通った和風の家を今、見直す!間取りとは、家族個々の“部屋取りパズル”ではない!日本住宅建築の第一人者が熱く説く「今や日本の家は決して狭くありません」。小さく造って広く住む知恵に学べ。
目次
日本人らしい間取りを見直す
家は一人当たり何坪必要か
和風洋風にとらわれない
家が狭いのは部屋が狭いからだ
引き戸は日本の家の世界的発明
使わない部屋は造らない
どこにいても家族の声が聞こえる
実例・納得の間取り(マンションの改造8例;一戸建ての改造・増築12例;一戸建ての新築10例)
庭と結び、町に出る暮らしへ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hirouch
5
空間の豊かさとは空間の広がり、つまり広さ。現代の住宅で広さを手に入れるためには、日本の伝統的な家屋が取り入れてきた知恵を活かすと良い、という本。 2000年の本なので、少し古い(この本で紹介されている問題で今は解決されていることも多い)ですがそれでも面白かったです。 以下、その知恵で気に入ったもの。 ・持ち物を減らす ・大型家具は使わない ・壁を見せる ・建具を取り払って済むため、引戸を活用 ・多目的に使える家具を使う ・廊下をなくす ・部屋にあえて役割をふらない(書斎などと呼ばない)2015/01/13
ふみ
3
家を買うつもりはない我が家。でも、間取りを見るのが大好きなんです! 玄関ではなくリビングから2回へ続く階段や吹き抜けはもう憧れでしかないのですが、はぅぅ~、たくさん妄想できて楽しかったです(笑) リフォームや新築を考えている方はもちろん、賃貸派の人でも物件選びのヒントになることがたくさんつまっている1冊です。2013/08/17
うりぼう
3
家屋だけを和風にしても、生活様式とのバランスは?2009/02/05
takao
2
ふむ2023/12/24
美沙
2
空間の広がりを持つ家、家族間のコミュニケーションのある風通しのよい家にするためのリフォーム例がたくさん載ってて面白かった。小さい頃積み木で家を作って遊んでたし、間取り図見るのは昔から好きだったんだよね~ 個室でパソコンを使い、ひきこもっていても生活できてしまう今こそ、外へ出て本物の自然、本物の文化芸術、本当の人と人とのつながりに触れよう!という最後のメッセージがぐっとくる。2012/06/14