Mystery land
びっくり館の殺人

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  • サイズ B6判/ページ数 356p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062705790
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

とある古書店で、たまたま手に取った1冊の推理小説。読みすすめるうち、謎の建築家・中村青司の名前が目に飛び込む。その瞬間、三知也の心に呼び起こされる遠い日の思い出……。三知也が小学校6年生のとき、近所に「びっくり館」と呼ばれる屋敷があった。いろいろなあやしいうわさがささやかれるその屋敷には、白髪の老主人と内気な少年トシオ、それからちょっと風変わりな人形リリカがいた。クリスマスの夜、「びっくり館」に招待された三知也たちは、<リリカの部屋>で発生した奇怪な密室殺人の第一発見者に! あれから10年以上がすぎた今もなお、事件の犯人はつかまっていないというのだが……!?

内容説明

とある古書店で、たまたま手に取った一冊の推理小説。読みすすめるうち、謎の建築家・中村青司の名前が目に飛び込む。その瞬間、三知也の心に呼び起こされる遠い日の思い出…。三知也が小学校六年生のとき、近所に「びっくり館」と呼ばれる屋敷があった。いろいろなあやしいうわさがささやかれるその屋敷には、白髪の老主人と内気な少年トシオ、それからちょっと風変わりな人形リリカがいた。クリスマスの夜、「びっくり館」に招待された三知也たちは、「リリカの部屋」で発生した奇怪な密室殺人の第一発見者に!あれから十年以上がすぎた今もなお、事件の犯人はつかまっていないというのだが…。

著者等紹介

綾辻行人[アヤツジユキト]
1960年京都市生まれ。京都大学教育学部卒業、同大学院修了。在学中は京大推理小説研究会に所属。1987年『十角館の殺人』で衝撃のデビューを飾り、「館」シリーズで新本格ムーブメントの先駆けとなる。その登場は「綾辻以前・以降」という言葉が登場するほどミステリ界に深甚なる影響を及ぼす。92年『時計館の殺人』で第四十五回日本推理作家協会賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

へくとぱすかる

125
例の建築家とミステリ作家が登場して、「館シリーズ」の作品世界がここでも連続していることを知らせてくれる。「十角館」からの長い年月を思うと、作者・綾辻氏にとってはライフワークとなっているのだろう。ジュニア向きとは言いながらトリックや物語に決して手を抜かない作り方で、ミステリとしてすばらしい出来映えだった。そして結末。すべての謎解きが終わったあとに……。このミステリーランド・シリーズの造本・装丁は凝っていて楽しい。新刊で今でもあるのかな?2014/05/04

ダイ@2019.11.2~一時休止

112
館その8。館シリーズをミステリーランドに持ってきたのに一番ビックリ。2013/11/18

舟江

71
図書館で「--館の殺人」という本が並んでいたので、選んだ。行間が広く、老人に優しい本かなと読み進んだが、少年少女向けの本だった。一般図書のコーナーにこんな本が紛れ込んでいるとは・・・。感想は、思った通りの本だった。2017/03/04

ひらちゃん

69
「館シリーズ」を読んでみたかったのです。多分はじめから順にが良かったのでしょう。この本は他の館シリーズと少し趣が違うらしく少年少女向けなのかな、と。謎めいたびっくり館とそこに住む少年と老人。人形の正体には気づきませんでした。10年ぶりの館で今度はどんな誕生会になるのでしょう。挿絵とともにかつて子供だった私もゾクっとしました。2017/09/16

紅はこべ

68
ジュブナイルなので、館ものの中ではシンプルな感じ。ただし、結末は読者の読解力が試されている。ジュブナイルなのに。2008/10/28

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