内容説明
柳家の末っ子・銀珪とすっかり意気投合、どういうわけか結婚することに。チョッパリを嫁にした柳家もたいへんだけど私だってびっくりすることばかり。留学生活や仕事では分からなかった韓国大家族主義の冠婚葬祭やら出産、子育てなど、時には悲憤慷慨しつつ愛をこめて痛快に描くありのままのソウルの日常。
目次
お姉さんに合ってください―柳家の家族会議
ウェディングドレスは着たくない―結婚式まで一ヵ月
結婚式は終ったけれど―儒教式家族のあり方
習慣がちがってあたりまえ―日韓カップル事情
なぜ帰化しないの―国際結婚の婚姻届け
犬を食べてみますか―韓国犬事情
お金ができたら家を買おう―住宅事情の差
会社倒産も転職もあたりまえ―厳しい出版事情
よくぞ男に生まれけり―子どもができた
唐がらしは男の子のしるし―韓国のお産事情〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MIKETOM
6
前半はかなり面白い。日本人妻と韓国人夫の韓国生活記。通常この組み合わせだと極端な亭主関白夫婦を想像するが、妻のほうががかなりの強気な性格で、逆に夫が弱気な性格。だから夫のほうが完全に尻に敷かれている。また、韓国は極端な男尊女卑社会なのだが、持ち前の強気で婚家の舅にもガンガン主張し、なんと姑や義兄嫁などの女たちに男たちが食卓でサービスするようになったとか。義兄嫁など、韓国人嫁なら絶対にあり得ないと驚嘆していたらしい。他もあれこれ、まず痛快な日本人妻の話。とここまではいいのだが。この手の本の常套手段で→2020/05/23
michi
0
★★★☆2010/05/19