内容説明
未来を、野太く生き、自分の人生を、豊饒に、かつ十分に消化して生き、世界を変え、自分を改造しようとする人に、最適な武器が哲学だ。青春的・老境的・清貧的という過去の哲学を捨て、人生の坂道を、登るにも降りるにも、必要な技術―哲学という、自分の思考の道を発見する手掛りを、皆さんに伝授しよう。
目次
プロローグ 哲学を知る、を読むための準備体操
第1章 哲学とは、時代の意識そのものである
第2章 哲学がわからない、でもわかりたい
第3章 哲学というメガネをかけてみると
第4章 哲学は難しい、でも読んでみたい
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
袖崎いたる
12
竹田青嗣さんの本と共に哲学初学者へと、いわば「哲学者」的な欲望の模範として紹介に与ることの多い本として界隈では有名(たぶん)。こういった趣の本を読んで面白いのは「哲学書を読んでいる孤独な自分の欲望を読ませる」ような感じがあって、その哲学書を読むことの退屈や屈託や懊悩や葛藤や快感や幸福などを代理経験できる点。なんで哲学書なんぞ読まねばならんのじゃいと思って読まなくても権利上問題ないにも関わらず、しかし手に取って己の孤独をかこつ。そうした単独者としての非自覚的な欠落がざらついた手で以て新たな哲学書読みへ誘う。2017/05/11
大和
0
未だ一回しか読んではいないが、この本どうも作者の自己満足のために書かれたものなのでは・・・などと思ってしまう。哲学を知ると何が変わるか。考え方は人それぞれ、一義的に何が変わるか、などとは論じることは出来ないとは思うけれども。2009/12/15
のんたん
0
分かんねwww哲学wwwでも面白いwww分かんねけどwww2008/05/28