講談社文庫
私刑

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 544p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784062631211
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

凍てつくような冬のニューヨーク。ひらひらと雪の舞うセントラルパークで名もなき女が無惨な死体で発見される。恐怖の殺人鬼ゴールトが遂にその姿を現わす。スカーペッタ、マリーノ警部、ベントン捜査官の必死の追跡が続く。やがて明らかにされるゴールトのおぞましい過去。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆいまある

68
面白すぎて読んでしまった、あっという間に6作目。クリスマスなのにモルグで過ごすケイ。私も昔はクリスマスと年末年始は当直してたよ。家にいるよりいいからね。メルセデスは予想通り新車に。それもグレードアップして。同性愛者や白人以外に冷たい気がするんだけど、時代のせい?ベントンは落ち着いてて思いやりがあって、ケイの今までの恋人では一番だけど、家庭がある。年始は家に帰ってと彼に言うケイの辛そうなこと。でもケイの恋人ってことはいずれ死ぬ運命なんだろうな、ベントンも。犯人は今回も死亡。永遠に自供は聞けない気がしてきた。2019/09/23

セウテス

52
検屍官シリーズ第六弾。四作目の「真犯人」の中で語られて以来、つねに不気味な存在として影の如く話題に上ってきた連続殺人犯ゴールトと、遂に対決の時が訪れました。クリスマスイブ、検屍を行っているスカーペッタに連絡が入る。ゴールトがこのニューヨークに姿を現したのだ。彼女のカードが盗まれて使われたり、今迄すぐそこに居た様にメモが残される。姪のルーシーの処にも表れ、二人が写った写真を見た形跡もある。殺人犯はスカーペッタの近くで、彼女を観ているのだ。サスペンスとホラーを恒に感じて、息詰まる展開に一気読み間違いなしです。2015/01/23

背番号10@せばてん。

34
1996年3月18日読了。検屍官シリーズ第6弾。あらすじは忘却の彼方。(2020年1月11日入力)1996/03/18

Yuna Ioki☆

33
446-79-39 やっと長かったゴールト編終了。ラスト近くはルーシーも大活躍なんだけど。。。警官が殺された時に装備がなくなってないかきちんと点検されてなかったの?と(笑)ゴールトが殺人を犯していく動機もなんじゃそれ状態。。。単なる精神異常かい。。。。2014/02/25

ヨーコ・オクダ

29
検屍官シリーズ。前作でおかしくなってしもてたメインキャラたち。マリーノは復活。ルーシーとウェズリーもまぁ落ち着き傾向。ケイは不安定のまま…。引き続き、対ゴールトの巻。セントラルパークで見つかった女性の遺体から始まって、またいくつかの殺人事件が続く。ゴールトのサイコパス具合がジリジリとケイを追い詰めていく…そう、そこまではめっちゃ面白かったんやけど、ラストは駆け足的に一気に片付いてしもて…。確かに、ゴールトネタはこの辺で終わって欲しいと思てたものの、もうちょっと違うエンディングが良かったなぁ。2019/10/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/526804
  • ご注意事項