講談社漫画文庫<br> 手塚治虫恐怖短編集 〈1(妄想の恐怖編)〉

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講談社漫画文庫
手塚治虫恐怖短編集 〈1(妄想の恐怖編)〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 306p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062608756
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0179

出版社内容情報

【内容紹介】
手塚治虫が“人間の心の闇”を描いたホラー短編を全6話分収録。激しい憎しみ・呪いの念で他人を殺めてしまう少年や、恐ろしく残酷な未来を予見してしまう画家の物語など、恐怖満載の1冊!極上のホラーを味わうベし!!
解説:伊藤潤二(ホラー漫画家)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ベル@bell-zou

39
妄想は、妄想がそのものが怖いのではなく、妄想が人の心に影響を及ぼし、結果生み出されるものが恐ろしいのだ。日々の暮らしがすべて作り物で自分を主役としたシナリオがあるとしたら…「赤の他人」(初出:デラックス少年サンデー/昭和45年7月)が、印象的。ラストはアニメシリーズWIXOSS(2014年~)をちょっと思い出した。率直でちょっと笑える解説はホラー漫画家の伊藤潤二さん。2019/12/01

みや

8
憎悪、嫉妬、依存といった誰もが心の奥底に持つ闇をモチーフに、手塚先生の医学的知見をフルに活かして創作された妄想の恐怖物語集。昭和30-40年代に描かれた古い作品群だが、その着想や展開は全く色褪せない。2022/10/27

みのにゃー

5
処分前の再読。副題に「妄想の恐怖編」とあるように「妄想」がテーマ。妄想が現実になる恐怖・・・恐怖というより不思議?2017/12/10

Radwynn

4
手塚漫画の恐ろしさと云うのは、どれ程突拍子もない設定であろうが、どれほどコミカルな絵であろうが、圧倒的なリアル感を持って迫ってくるところにあるのではなかろうか…溢れ出しそうな人間としての生々しさを秘めていながら、描かれるのはディフォルメされた「漫画」である、という、そのアンビバレンツが一層の恐怖感を煽るような気がする。2012/02/09

穂高

2
幼少期に読んでいた記憶がかすかにあり、手塚作品は年代問わず分かりやすく面白いのだと再確認。トラウマになりそうなおぞましさもとても読みやすいのですぐに読めてしまう。2018/09/23

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