出版社内容情報
【内容紹介】
写楽の“第3の目”が潰されてしまう!?養父の犬持博士が悩みに悩み、写楽の将来を考えて大決断する。和登さんは大激怒、何とか思い止まってもらおうとするが……。そんな時、写楽が偶然見つけた遺跡を1人で発掘。地下に埋葬されていた古代人の魂から、遺跡と財宝を盗掘者から守ってくれるよう依頼された。写楽は使命を果たし、第3の目を守ることができるのか!?
テレビアニメは社会に世界に向かって開かれた唯一の窓だった。世界観の基調を作ってくれたという点で手塚治虫先生は私にとってまさしく神様である。
鳴海章──解説より
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gtn
12
和登さんの存在がなければ、少年マガジンにおける長期連載も叶わなかったのでは。本巻は特にそれが顕著。くすぐられるのは少年の心だけではない。大人も一緒。2023/10/28
hibimoriSitaro
1
再読。1999年3月初版。前半の長篇では封印状態の写楽が三つ目村の遺跡を掘り当てる。養父に三つ目の切除を宣告され――少しは葛藤してくれるが――須武田や和登サンに貼ったり剥がされたりいいように利用されれば,そりゃあ隙を見て復讐しますわな。第8巻に長篇を収めた都合で連載終盤の短編がこちらに編入されている。1977年はまだ「ハイルヒットラー」がギャグになり得た。最終回「スマッシュでさよなら」は和登サン写楽の婚約&混浴エンド。2022/04/11
HIRO1970
1
⭐️⭐️⭐️子供の頃に読みました。2005/10/04
吃逆マンガ堂
1
随一の傑作、アヌイ編。ばんそうこう写楽の強さと切なさ、三つ目写楽の弱さと悲しさ。2009/12/10