健康ライブラリーイラスト版
子どもの心の病気がわかる本

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  • サイズ B5判/ページ数 98p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784062593403
  • NDC分類 493.937
  • Cコード C2347

出版社内容情報

不安と迷いはこれで解消!
ADHD、自閉症、適応障害……うちの子、本当にだいじょうぶ?

【主なポイント】
●子どもの心のトラブルはここ10年で急増している
●子どもの心は揺れながら育っていく
●心のトラブルは脳の働きのトラブル
●「普通」か「普通じゃない」かの境界はあいまい
●テレビやゲームは心の発達にどこまで影響を与えるのか
●診断や治療には時間が必要。あせってはダメ
●心の病気には、男子と女子の違いがある



第1章 子どもの心のトラブルサイン
第2章 子どもの心は発育途中
第3章 対応がうまくいかないとき
第4章 心のお医者さんにかかるとき
第5章 子どもの心の病気と障害のいろいろ


市川 宏伸[イチカワ ヒロノブ]
監修

内容説明

本書では、「あって当たり前」のことから「本格的な手助けが必要」という状態まで、子どもの心にトラブルが生じたときの対応策を解説している。

目次

1 子どもの心のトラブルサイン(ことば―話さない、話し方がおかしい;こだわり―特定のものや行動などに強く執着する ほか)
2 子どもの心は発育途中(心の発育―子どもの心は揺れながら育っていく;心の病と発達―親ですべてが決まるわけではない ほか)
3 対応がうまくいかないとき(「受け止める」といっても―何を考えているのか、話してくれない;「受け止める」といっても―訴えの内容に同意しがたい ほか)
4 心のお医者さんにかかるとき(相談・受診のめやす―何ができるか、迷ったときが支援の求めどき;相談・受診先―まずは足を運びやすいところから ほか)
5 子どもの心の病気と障害のいろいろ(診断の受け止め方―受容までに時間がかかるのはみな同じ;診断名―AD/HD(注意欠陥/多動性障害) ほか)

著者等紹介

市川宏伸[イチカワヒロノブ]
1945年生まれ。東京大学大学院薬学研究科修士課程修了、北海道大学医学部卒業。東京医科歯科大学神経精神科での研修をへて、82年より東京都立梅ヶ丘病院勤務。98年より同副院長、2004年より同院長、現在に至る
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

28
おお、これは!気づき→次の一手、までを様々な症状で紹介してあって、大変参考になりました。何ができるか迷ったら、プロの助けを。髪を切ったり、手術するときには当たり前のことなのに、心の問題だとどうしてさっと助けを借りることにハードルを高く感じるんだろう!?今回友人の息子の引きこもりのおかげで、心の問題について家族で話し合うことが出来ました。プロの助けを求める時期。結構すぐでいいような気がします。2021/07/07

糸遊

8
心の病気といっても統合失調症、適応障害、心身症、行為障害、摂食障害など様々であり、病気によって対応も異なるので、適切な理解や対応が必要になることが分かった。また、ADHDなどの自閉症スパイラルやチックについても簡単な説明があり、私でもわかりやすかった。また、家庭では母親へ過度な負担がかかってしまい、一人で悩みがちだと読んだとき、多くのお母さんたちの顔が思い浮かんだ。サポートの仕方について、本に書かれていることだけなのかな。周囲や社会の理解が進めば、負担も少なくなるのかな。2018/01/22

くらげ@

6
(☆☆☆)子どもの発達や抱える問題について。どのようなものがあるのかを知るには良い本だと思います。2013/06/17

ナツ

1
様々な子供の心の問題について、理想的な対応や対処法逆に避けた方がいい反応などの解説もあるが、さすがに解決法までは書かれていなかった・・2018/10/24

びわこっこ

1
大人の心身症が増えている。鬱や自律神経失調症など。子どもも同様だ。発達障害なのか、後天的に家庭環境などが影響しているのか、見分けにくい。それを詳しく、イラスト入りで、見分け方や、子どもの病気に気付くポイントを説明してくれていて、大変わかりやすい健康ライブラリーです。2012/04/15

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