内容説明
サバンナは1億年後、海になる!6000キロにおよぶ大地溝帯で、今も大陸地殻が分裂しているのだ。そしてこの地で数々のドラマが展開した。人類の発生、カーボナタイトの噴出、ダイヤモンドの誕生、滝の移動…。アフリカ地質学研究の成果によって、様々な興味あふれる現象を解読する。
目次
第1章 東アフリカ大地溝帯
第2章 大地溝帯を読む
第3章 もうひとつの大地溝帯
第4章 アフリカ大陸をゆく
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
竜王五代の人
2
題名は「アフリカ大地溝帯」だけど、後半、話がもう一つの(かつての)大地溝帯、セーシェル(大陸のかけら!)、砂漠化と話が飛びアフリカよもやま話になるのはどういうわけか。いや大地溝帯自体の話も構造から地質から、そもそもの地球の構造から、人類がチンパンジーらから分かれた経緯とか、深く語って興味深いんだが。2023/02/02
はにゅ
0
タンガニーカ湖の謎を解く鍵となる本です。この湖はアフリカにあり、変わった魚がうじゃうじゃいるのですよ。実は地学的にも面白い場所なんですよね。2006/10/27