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出版社内容情報
電力総消費量の実に51%はアクチュエータに使われている! クルマや飛行機からスマホ内蔵のカメラまで、動力機構を図解で詳説!どこから力を生み出し、どう制御するのか?
携帯電話の“ブルブル”、ロボットを動かす人工筋肉、体内を自走する内視鏡、地中を掘り進むトンネル掘削機――。
静電気でハウスダストを取り除く「静電アクチュエータ」。
一眼レフカメラのレンズを駆動する「超音波モータ」。
大腸内を自走する内視鏡を動かす「空圧ラバーアクチュエータ」。
人気のサイクロン式掃除機の中で毎分10万回もの高速回転をする「電磁モータ」。
ディーゼルエンジンに革命を起こした「圧電アクチュエータ」。
直径14メートルを超す巨大トンネル掘削機を駆動する「油圧アクチュエータ」。
超精密なミクロの世界から、強力なパワーを要する重機・巨大構造物まで、
「ものを動かし、仕事をさせる」動力機構を図解で詳説。
第I部 アクチュエータ工学の世界へようこそ!
第II部 パワーと力を求めて
第III部 極限の「動き」を操る
第IV部 優しく,賢く動かす
第V部 未来を動かす
鈴森 康一[スズモリ コウイチ]
著・文・その他
内容説明
携帯電話の“ブルブル”、ロボットを動かす人工筋肉、体内を自走する内視鏡、地中を掘り進むトンネル掘削機―。マイクロマシンから巨大な重機まで、豊富な図解で詳しく解説。
目次
第1部 アクチュエータ工学の世界へようこそ!(現代社会を支えるアクチュエータ;「ものを動かす」とはどういうことか?)
第2部 パワーと力を求めて(現代社会を支える電磁アクチュエータ;「巨大な力」で動かす油圧アクチュエータ)
第3部 極限の「動き」を操る(「超精密・超高速」に動かす圧電アクチュエータ;「微小な世界」を制する静電アクチュエータ)
第4部 優しく、賢く動かす(「優しい・軽い・安い」空圧アクチュエータ;「生物型ロボットを目指す」高分子アクチュエータ;「温度に応じて動かす」SMAアクチュエータ)
第5部 未来を動かす(未来を動かすアクチュエータ)
著者等紹介
鈴森康一[スズモリコウイチ]
1959年生まれ。横浜国立大学工学部卒業後、同大学大学院修士課程修了。84年、株式会社東芝に入社。各種アクチュエータやロボットの研究開発・設計に従事。この間、90年に横浜国立大学大学院博士課程修了。工学博士。2001年に東芝を退社し、岡山大学大学院自然科学研究科教授に就任。同大学アクチュエータ研究センター長、マレーシア工科大学上級客員教授などを兼務。2014年より東京工業大学機械宇宙システム専攻教授。ロボットやアクチュエータの研究と教育に携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。