ブルーバックス<br> たんぱく質入門―どう作られ、どうはたらくのか

個数:
電子版価格
¥990
  • 電書あり

ブルーバックス
たんぱく質入門―どう作られ、どうはたらくのか

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月24日 17時18分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 244p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062577304
  • NDC分類 464.2
  • Cコード C0245

出版社内容情報

私たちの体を形作るたんぱく質。その作られ方、はたらき、アミノ酸やDNAとの関係などをやさしく解説。私たちが食べている「たんぱく質」は、体の中でどう変化し、どうはたらくのか?
「たんぱく質」は生物にとって最も重要な物質である。だからこそ私たちは毎日「たんぱく質」を食べるのだが、それは体内でどう分解されて、どう肉体に変化していくのだろうか? 未解明なものも多いこの不思議な物質について、作られ方から構造、性質、遺伝や病気までわかりやすく解説。栄養学と生化学の両面からアプローチした新しい入門書。

第一章 たんぱく質の性質
第二章 たんぱく質の作られ方
第三章 たんぱく質のはたらき
第四章 たんぱく質の異常と病気
第五章 Q&A 身近なたんぱく質への疑問


武村 政春[タケムラ マサハル]
著・文・その他

内容説明

「たんぱく質」は生物にとって最も重要な物質である。だからこそ私たちは毎日「たんぱく質」を食べるのだが、それは体内でどう分解されて、どう肉体に変化していくのだろうか?未解明なものも多いこの不思議な物質について、作られ方から構造、性質、遺伝や病気までわかりやすく解説。栄養学と生化学の両面からアプローチした新しい入門書。

目次

第1章 たんぱく質の性質―生卵をフライパンの上で焼くとなぜ目玉焼きになるのだろうか(栄養素としてのたんぱく質;肉を食べることの意味 ほか)
第2章 たんぱく質の作られ方―ボディビルダーの生活はたんぱく質の生産と一蓮托生である(体を作り上げるたんぱく質;栄養素としてのたんぱく質から体を作るたんぱく質へ ほか)
第3章 たんぱく質のはたらき―魚を食べる魚がいるのなら、たんぱく質を分解するたんぱく質もいる(たんぱく質はたんぱく質を分解する;体のはたらきを維持するたんぱく質 ほか)
第4章 たんぱく質の異常と病気―よくも悪くも、たんぱく質はいろいろな場所で存在感を発揮している(がん細胞におけるたんぱく質の異常な振る舞い;ちょっとした傷が原因で―たんぱく質の異常と病気 ほか)
第5章 Q&A 身近なたんぱく質への疑問―最新の分子生物学・生命科学でも、たんぱく質は常に最先端をゆく(○○遺伝子が作りだす「たんぱく質」Q&A―人間の性質にかかわるたんぱく質;人間生活の中での「たんぱく質」Q&A―食品のたんぱく質 ほか)

著者等紹介

武村政春[タケムラマサハル]
1969年三重県津市に生まれる。1998年名古屋大学大学院医学研究科修了。医学博士。名古屋大学助手等を経て、東京理科大学大学院科学教育研究科准教授。専門は、高校・中学等理科教員養成のための生物教育教材開発研究、DNA複製を担う酵素DNAポリメラーゼの分子生物学的研究、ならびに複製論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

翔亀

39
分子生物学の限界を指摘した福岡伸一ショックの意味を確認するために読んだ。著者は分子生物学の教育の名手として数多くの著作を出している。本書が扱うのはもちろん栄養学ではなく、分子生物学の研究対象としてのたんぱく質だ。「たんぱく質を知ることは私たち自身(生命)を知ることにも直結する」と高校生向けに書かれた。教科書的に次のステップに進む入門としては、福岡伸一さんの著作より役に立つだろうし、化学式も駆使して一歩踏み込んでいてかつ分かりやすい。しかし福岡後には、虚しさを感じてしまったのも事実だ。本書でも、たんぱく質↓2020/10/05

kaizen@名古屋de朝活読書会

25
#説明歌 栄養素はたらきしくみ遺伝子と病気の関係細かい説明2017/08/27

Nobu A

17
竹村政春著書初読。11年初版、21年第7版。福岡ハカセ本を読み始めてから生物学に関する知識欲が増加。「人は食べたものから出来ている」なら蛋白質を知らずに自己理解なし。学術書のような晦渋さはなく(と言っても簡単ではない)、高校の知識に上乗せする形で解説。栄養学の知見もあり、最終章では身近な疑問を惑問形式で回答。口から摂取するタンパク質が体内で分解と合成を繰り返す。その際、20種類のアミノ酸に分解される。巷で買えるサプリメント等で補えるものもあれば、体内生産しかないのもある。この点が大事だと個人的には思う。2023/03/29

マルレラ

12
生命にとって必要不可欠な「たんぱく質」。その成り立ちや働きについて、栄養学と生化学の面から分かりやすく解説した本。 随所に分かりやすい図が挟まれていて、とても読みやすかったです。個人的には、身近なたんぱく質への疑問に答えている第5章が興味深く、勉強になる部分が多かったです。 高校生物、化学の内容では物足りなく感じている高校生にオススメの本だと思います。2021/09/23

gonta19

12
2011/8/2 メトロ書店御影クラッセ店にて購入 2011/8/24〜9/1 たんぱく質(主に栄養学の記法)をちょっと深く勉強したい高校生レベルに向けて解説した書。内容的には著者の狙いは成功しているのではないか。  あとがきにかかれているように、たんぱく質の話は化学の教科書にも生物の教科書にも出てくるのだが、最近の高校生にとっては、両方に出てくるから重要、ではなくて、あっちにも載ってるんだから、自分の好きな(?)○○には関係ない、と思ってしまう子が多いことが残念なことであろうか。  本書の内容程度であ2011/09/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/3332712
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。