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出版社内容情報
誰でもわかる、必ずわかる高校数学シリーズ「なんだ、こんなに易しかったのか!」難しい、わからないと思っていた高校数学を、だれでも読めるように分かり易く解説するシリーズの第3巻は「数列」です。
内容説明
高校で学ぶ数学を、テーマ別に「わかりやすく、自由に、広がりを実感できる」ように語る、数学入門シリーズ。数列の表し方から、等差数列、等比数列、数列の和、パズルを解くように推理する漸化式、頭を悩ます数学的帰納法までを、ゆっくりと説明。
目次
第1章 数列とは何だろう
第2章 基本的な数列(等差数列と等比数列;階差と和;等比数列の和;一般項がnの2次式、3次式、…の数列)
第3章 帰納的定義と数学的帰納法(帰納的定義と漸化式;少し複雑な漸化式に挑戦;数学的帰納法)
第4章 数列の広がり(数列の極限;数列と微積分)
著者等紹介
宇野勝博[ウノカツヒロ]
1958年神戸市生まれ。大阪大学大学院理学研究科博士後期課程数学専攻単位取得満期退学、イリノイ大学大学院博士課程数学専攻修了。Ph.D.博士(理学)。現在、大阪教育大学教養学科数理科学講座教授。専門は代数学。数学教育や数学史にも興味をもっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
22
#感想歌 フィボナッチ数列公比黄金比数学的帰納法漸化式 2017/09/27
パット長月
11
高校の時に三角関数と並んで苦手だった数列、苦戦しながらも何とか読了。最終章の数列と微積分との関係には、ホーッと少しばかり知的快感?2019/01/14
calaf
5
高校数学の範囲内での数列の話。逸脱はほとんどなし。大学受験の数学では、もう少し難しいものが出るような気がする...もちろん基本はこの本の内容で十分なのですが。2011/03/28
す○○
4
手が届きそうなんだけどやっぱり難しかった。手を動かすことなく主に通勤電車で読んでいたので数学の神様が修行が足りないと判断されたのだろう。最後に積分との関連が書かれており、数学は知識が積みあがって進歩してきた学問なのだとあらためて思う。「その極限値を0.99999┅と┅を使って表すのであれば、これは当然1です」と大学の先生が書かれていることに少々意外な感想を持った。2023/02/22
cava
3
どちらかというと既習者向け?背景理解やパズルを解く感覚がイマイチわからない数弱の僕でも、痒かったところがうまくかけたような爽快感。とくに漸化式の特性あたりの章は、そこらの公式だけの演習中心脳筋参考書よりは拒否反応出なかった◎ 2018/10/30