ブルーバックス<br> 老化はなぜ進むのか―遺伝子レベルで解明された巧妙なメカニズム

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ブルーバックス
老化はなぜ進むのか―遺伝子レベルで解明された巧妙なメカニズム

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  • サイズ 新書判/ページ数 198p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062576628
  • NDC分類 491.358
  • Cコード C0245

出版社内容情報

老化は、じつは生命活動を正常に保つために不可欠なしくみだった。老化の謎を遺伝子レベルで解き明かす。老化の謎を遺伝子レベルで解き明かす! ヒトは細胞から老化する。ノーベル賞受賞で話題のテロメアからガン抑制遺伝子の驚くべき役割など老化研究の最先端をわかりやすく解説し、不老長寿の可能性を探る。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。(ブルーバックス・2009年12月)

第1章 現代の夢――老化予防
第2章 ヒトはどのようにして老いるのか
第3章 老化のプログラム仮説
第4章 テロメア――「老化時計」の発見
第5章 寿命を操る「ガン抑制遺伝子」
第6章 老化しない細胞「幹細胞」をめぐるミステリー
第7章 老化のカギ「酸化ストレス」と「解糖系」
第8章 腹八分目は長生きする――長寿遺伝子の発見
第9章 早老症とテロメア異常
第10章 アンチエイジング薬の最前線
第11章 老化を防ぐ処方箋


近藤 祥司[コンドウ ヒロシ]
著・文・その他

内容説明

老化は、じつは生命活動を正常に保つために不可欠なしくみだった。細胞は、さまざまな遺伝子の働きで老化のスピードをコントロールすることにより、ガン化や機能低下を引き起こす異常から生命を守っている。ヒトは細胞から老化する―そのプロセスを最新の研究をまじえて解き明かす。

目次

第1章 現代の夢―老化予防
第2章 ヒトはどのようにして老いるのか
第3章 老化のプログラム仮説
第4章 テロメア―「老化時計」の発見
第5章 寿命を操る「ガン抑制遺伝子」
第6章 老化しない細胞「幹細胞」をめぐるミステリー
第7章 老化のカギ「酸化ストレス」と「解糖系」
第8章 腹八分目は長生きする―長寿遺伝子の発見
第9章 早老症とテロメア異常
第10章 アンチエイジング薬の最前線
第11章 老化を防ぐ処方箋

著者等紹介

近藤祥司[コンドウヒロシ]
1967年生まれ。1992年京都大学医学部卒、同大学医学部附属病院老年内科入局。1995年より、京都大学理学部生物物理・柳田充弘教授(当時)の下で細胞周期の研究に取り組む。医学博士。2001年より、ロンドン大学と英国ガン研究所で細胞老化と解糖系代謝の研究に従事。2006年、京都大学医学部附属病院に帰任しアンチエイジング外来および同教室を開設。現在、同病院老年内科助教、日本抗加齢医学会評議員および日本基礎老化学会評議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こーた

107
不老不死は全人類の夢だ。でも哀しい哉、あらゆる生命は次第に老い衰えてゆく。なぜか。きわめて当たり前のことだが、わたしたちを形づくる細胞は、あるところまでくるとその分裂をやめる。それぞれの器官は、その形を保つ必要があり、各自が好き勝手に増殖しつづければ、一個の生命体を維持することができないからだ。だがひとつだけ例外がある。その細胞は分裂をやめずに増殖をつづける。癌だ。生体が異常を察知すると、遺伝子のスイッチを押して異常の増殖を抑える。あるいは自死することで、癌もろとも葬り去る。これが老化である。(1/2)2017/11/26

kaizen@名古屋de朝活読書会

31
#説明歌 老化なぜ進むかテロメア解糖系酸化ストレス長寿遺伝子2017/09/09

月讀命

27
果たして、不老不死の薬が発明されたら飲むであろうか。古の時代より不老不死の薬の存在を求めて旅に出るという様な物語は多く、人間は若くいる事、死なない事に執着する。生物は生まれた時から劣化、腐敗へと進みそれが老化である。老化は、生命活動を正常に保つ為に不可欠なであり、細胞は様々な遺伝子の働きで老化のスピードをコントロールする事により、細胞の癌化や機能低下を引き起こす異常から生命を守るプログラムが組み込まれているとの事である。 不老不死でなく、見た目のアンチエージングくらいにしておいた方が幸せなのかもしれない。2010/12/25

しゅり

18
腹八分目に医者ならぬ介護者いらず。生命科学で習ったことが沢山出てきました。正直内容は難しくて、デブは死にやすいぐらいのことしか頭に残ってないです。あとiPS細胞は偉大なんだなと思いました。そこそこ面白かったです。2023/09/26

mazda

12
永遠の課題ですね。2018/09/16

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