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出版社内容情報
判型:新書判
頁数:224p
造本・体裁:仮製・薄表紙・カバー
なぜ自然界に青いバラは存在しないのか?
地球上には約25万種が存在し、驚くべき多様性を持っている「花」。色の発現や開花のしくみ、環境への適応戦略など、知られざる花のふしぎと魅力に迫ります。
内容説明
花といえばその美しさだけが語られがちだが、じつは、植物の生存と繁殖を担う「生殖器官」なのだ。訪花動物による効率のよい受粉のために、大きな役割を果たしているのが花の「色」である。近年、化学的な分析により明らかになってきたさまざまな花の色発現のしくみとは?また、開花のしくみ、さまざまな環境への適応戦略など、知られざる花のふしぎと魅力を解き明かす。
目次
第1章 花の多様性(花とは何か;なぜ地球上にはいろいろな花が存在するのか ほか)
第2章 花の色のふしぎ(なぜ花は色を持つようになったか;花の色の二大色素、アントシアニンとカロテノイド ほか)
第3章 開花のふしぎ(植物が花を咲かせる意味;花が咲くまでの道のり ほか)
第4章 花たちの環境への適応戦略(なぜ植物は陸に上がることができたのか;熱帯への適応 ほか)
第5章 人類によって作られた花たち(「ないものねだり」によって作られた花たち;品種改良のしくみ ほか)
著者等紹介
岩科司[イワシナツカサ]
1952年山梨県生まれ。玉川大学農学部卒。東京教育大学大学院、東京農業大学大学院修了。農学博士。現在、国立科学博物館植物研究部多様性解析・保全グループ長。同筑波実験植物園研究員のほか、東京農工大学大学院連合農学研究科教授、茨城大学農学部連携大学院教授もつとめる。日本高山植物保護協会理事、日本花菖蒲協会顧問。植物、とくに花の色の発現や紫外線防御のしくみを専門とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KAZOO
さきん
おりぜる@論文終わるまで読書可能時間激減
竜王五代の人
phmchb