ブルーバックス<br> 生物が子孫を残す技術―生物界の大胆な愛と性

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ブルーバックス
生物が子孫を残す技術―生物界の大胆な愛と性

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  • サイズ 新書判/ページ数 171p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062575591
  • NDC分類 460.4
  • Cコード C0245

内容説明

華麗な求愛パフォーマンスを見せたかと思うと、ときには貢ぎ物を差し出して気を引こうとし、またあるときは騙し、たぶらかして交尾を迫る。究極には、死をも厭わず果敢に相方を襲う…。生物が子孫を残す逞しい技術は驚きの宝庫!誰でも知っている生き物たちの、意外な生態をコミカルなイラストとともに愉快に紹介。

目次

1 男は辛いよ(女形きどりのガガンボモドキ;求愛の餌をただ取りするアジサシ―オスをランキングするメス;浮気、不倫は茶飯事のオシドリ夫婦;師匠と弟子が舞うマイコドリ;アズマヤドリの結納はモダンなあずま屋;交尾中のオスを食い殺すカマキリ)
2 びっくり交尾(ゴキブリのフェラチオ;アメフラシの交尾は輪つなぎ;ドウキョウオサムシの巨大ペニスのお相手は;トンボの三連結は嫉妬か;クモは手で交尾する;飲まず食わず、精力絶倫のオットセイ;シカの角は恋の鞘当て)
3 女も辛いよ(雌雄の出会いは豊饒の海岸―ウミガメ;処女生殖で亭主を産むミツバチ;しもべの繁殖能力を奪うシロアリ)
4 愛の極致(飲まず食わずでメスを追うカイコガ―性フェロモン;ミノムシの愛の極致;アカテガニの求愛大移動;恋の光、明滅の哀歓―ホタル)

著者等紹介

吉野孝一[ヨシノコウイチ]
東京教育大学(現・筑波大学)理学部生物学科を卒業。現在、首都大学東京大学院生命科学コース講師。アメリカ科学財団(NSF)の招きでカリフォルニア州立ソノマ大学に学んだ国際的視野と、むずかしいとされる大学と高校の橋渡し的講義を器用にこなすその豊富な知識には定評がある。また、その授業は学生たちの人気を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

17
#説明歌 アメフラシ、トンボ、クモ、シカ、マイコドリ、カマキリ、ミツバチ、シロアリ、ホタル2018/01/23

セイミー

1
「人間の性欲はすべて脳が支配している。ヒトは春画を見て性衝動に駆られる。しかし、ゴリラ、チンパンジー等の類人猿に仲間の性交の図や写真を見せても、何の反応も示さない。脳で嬌態を想い浮かべるという外的刺激は感受できないのである。人間は「脳でセックスをする」といえる。」2014/03/22

鼻水仮面

0
130901★★★2013/09/01

たくのみ

0
漫画風イラストがわかりやすい。 子孫を残すための恐るべき戦略。ちょっと引いちゃうくらい、動物たちすごすぎる。2012/08/22

ヒコ。

0
挿絵はいらない、図版が欲しい2011/01/11

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