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内容説明
小学校で習ったたし算、ひき算、かけ算、わり算の意味を味わいながら、何もないところから生まれてきた数の本質に迫る。自然数とは何か、整数とは何か、分数とは何か、がはじめて理解できる。
目次
第1章 たし算(数える数;数える数の代表=自然数 ほか)
第2章 ひき算(ひき算=左シフト;集合の差とひき算 ほか)
第3章 かけ算(計算とは何か?;かけ算=繰り返しシフト ほか)
第4章 わり算(わり算=かけ算の逆;わり算=右シフトの等分割 ほか)
第5章 分数計算(分数のたし算;分数のひき算 ほか)
著者等紹介
保江邦夫[ヤスエクニオ]
1951年岡山県生まれ。東北大学で天文学を、京都大学、名古屋大学で理論物理学・数理物理学を学ぶ。理学博士。学位取得後スイス・ジュネーブ大学理論物理学科に奉職。確率変分学の開拓者として知られる。武の神人とうたわれた故佐川幸義宗範の直伝を受けた大東流合気道を心の糧とし、真理探究のみを目指して生きている。現在、ノートルダム清心女子大学大学院人間複合科学専攻教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tellme0112
2
息子が算数が好きで仕方ないらしく、一生懸命、私に問題を出す。掛け算の意味も知らずに出す。答えを知らずに出す。なので、掛け算の意味くらいは教えておこうと思って説明をするようになった。ついでに、3-5は?という問題も出してくるので負の数についても説明しておく。・・・そうこうするうちに数学の復習をすることにした。冗長的な部分も感じつつ。必要な部分だけ拾い読みでもよいかも。結合法則などかけ算わり算を読みながら、算数のかけ算の順番にこだわり×にする教え方は弊害だと分かった。Twitterで流れてたのはこのことか。2014/07/03
草生やすな
0
家畜なっちゃったよ。ぶひぶひー。ノイマンの手法を覚えた!2013/05/07
瑠璃色
0
著者は真理を数学に求めている。それが古代数学者が数学に真理を求めたのと似ている。丁寧に著者は解説しているが、ただそれは分かりきった事実の羅列である。2×3を解説するのに、2+2+2と書いてあるのが丁寧で分かりやすいわけではない。数そのものについて知りたい、という欲求は満たされなかった。2011/12/11
くるるる
0
あたりまえだと思っている四則演算を一旦分解して解説することで数学的思考をするという話。序盤からこれがコンピューター的思考に関わると書いてるんだけど、それの説明はなかった。わり算はイレギュラーなものとして感じるようになった。2011/08/13
俊
0
難有り2018/10/14