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内容説明
みんなで力を合わせて巨大なスズメバチを“ふとん蒸し”にするニホンミツバチ、孵化を待ち伏せて妹に交尾を挑むタマゴバチ、痛み止めを打ってから血を吸う蚊など、人間顔負けの「策略」と「かけひき」―全25話。
目次
ミツバチのふとん蒸し戦法
決死の貞操帯破り
「死んだふり」八時間
奇妙な生い立ちをするオス不要の虫
特化して生き抜いたカゲロウ三億年の執念
働きバチの齢差分業
産みっぱなしにするか大切に育てるか
タマゴバチの待ち伏せ交尾
さまよいながら生きるチョウ
ヒッチハイクと居候の人生〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒコ。
1
寄生ハチにはイモムシの蛹化を防ぐためウィルスを送り込むのがいるらしい。驚くのはウィルスDNAがハチDNAに組み込まれているらしいこと。本当?2013/02/26
Nobuya
0
いろんな虫の子孫を残すための戦略が面白い。 自然は、本当にうまくできていると思う。 こういった巧みな生物の生きざまを読むと進化論だけではやはり説明できないような気がする。 2013/09/13
タケミチ
0
虫に関するコラム集。進化論的に興味深い話が多くて良かった。虫は嫌いじゃないけど、空を飛びながら一万個もの卵をばらまく蛾は、さすがに気持ち悪いね。2013/06/25
サカナ
0
読みやすくて、面白かったです。トビムシの話が、特に良かったのです。2010/02/13
とりぞう
0
短いコラム形式。おもしろネタ集という感じも。2009/08/08