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出版社内容情報
日本音響学会[ニホンオンキョウガッカイ]
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内容説明
あまりに身近すぎて普段は意識しないが、音には、ふしぎな性質、意外な使い道がたくさんある。たとえば、邪魔な騒音は音で消し、水中では画像も音で運ぶ。コンサートホールは建築音響技術の粋。超指向性マイクロホンでマウンド上の投手と捕手の密談を聴き、雑踏の中の人には音のスポットライトで語りかける。微小世界を覗いたり、体の中をみたりすることもできる。さらに、外国語上達法や、音色の心理学、絶対音感や赤ちゃんが聞いている音の話など、音に関連する心理や生理までも追究し、あらゆる角度から徹底解説する。
目次
第1章 一歩すすんだ音の知識
第2章 音声の科学
第3章 音楽の科学
第4章 身のまわりの音技術
第5章 音の技術の最先端
理解を深めるための最終章 音ってなんだ?(音の物理;音の生理・心理;声とことば)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
15
#感想歌 音と脳光と脳の関係は聴覚視覚を助ける仕組み p.s. 音声、音楽から騒音まで幅広い事典。参考文献も体系的。 音を設計する人間にとって、第一歩を踏み出す前に必読。2017/09/18
🍭
6
序盤は雑学寄りの知識が多いけど終章は真面目な音響学(物理学)に近い内容をたくさん取り扱っていて理解するまで読む価値あり。工業製品に対する超音波の活用のコーナーが一番新しかったかも。音響心理学とかも触ってみたいな。2022/11/25
gondan
4
音響学の入門書、というか豆知識てきな本だったが、私の頭が馬鹿なせいかところどころ理解不能だった。とくにデシベルがらみはむすかしい…orz。ただ、説明自体はわかりやすくておもしろかった。2012/03/21
karatte
3
"余りにも身近すぎて普段は意識しないが、音には不思議な性質、意外な使い道が沢山ある。 例えば、邪魔な騒音は音で消し、水中では画像も音で運ぶ。コンサートホールは建築音響技術の粋。超指向性マイクロホンでマウンド上の投手と捕手の密談を聴き、雑踏の中の人には音のスポットライトで語りかける。微小世界を覗いたり、体の中を見たりすることも出来る。 更に外国語上達法や音色の心理学、絶対音感や赤ちゃんが聞いている音の話など、音に関連する心理や生理までも追究し、あらゆる角度から徹底解説す"2006/05/29
Takashi Arai
2
物理学なんてものは何を教わったのかも全然覚えていない。この本は以前にも一読したが、雑学的に、入門的な知識を得るのにはちょうどよさそう。それからはどうなるのと言う感じ。 2015/07/17