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目次
第1章 フェルマーの大定理とは?
第2章 古代から伝えられた方法
第3章 フェルマーと楕円曲線
第4章 フェルマーからクンマーへ
第5章 ついにフェルマーの大定理が証明された!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
23
#感想歌 大定理解くまでの経過多方面漸次接近解に近ずこ p.s. フェルマーの定理の前提になるオイラーの説明もある。 日本人が果たした中間的な成果についての紹介もある。 数学の世界が国際的であることがわかる。 誰もが理解できるとは限らないが、鍵となる技術の名称、項目は出そろっている。2017/09/19
林 一歩
21
久しぶりにノートとペンを準備して、数式を書き写しながらあれこれ悩んでみる…という贅沢な時間を過ごせました。今更ながら、数学は面白く奥深い学問なんだなと。2014/09/02
ヒダン
16
フェルマーの大定理が予想されるまでの流れとそれが解かれるまでの数学の歩みを初等的なところは丁寧に、難しいところはざっくりと、楕円曲線を主題として解説している。このざっくりにより逆に見通しがよいという長所がある。でも数式はたくさん出てくるし、少なくとも高校数学は必須。分からないところは分からないけれど、有理変換は有理点を保つから次数の小さい式と同値になったり、変数を増やして済次座標を使うとなぜ便利なのかとか数学の少し深そうなところに触れた気がする。楕円曲線について他の本を読んで勉強してみようと思った。2015/09/17
LUNE MER
15
三度目の購読。最初に買ったのは1995年の初版。当時高2だったが、本書により高校数学とは隔絶したような高等数学の魅力に取り憑かれたことを昨日のことのように憶えている。二度目は社会人になってから。そして断捨離による蔵書大幅処分により二冊目を手離したものの、高校の頃から幾度となく再読し、いくつかのフレーズをふとした瞬間に思い出すほどに親しんだこの本、結局今回三冊目購入という流れとなった。著者の足立先生はガロア理論が応用される分野でもある代数的整数論が専門ということで「ガロア理論講義」なる本も書かれている。2020/08/12
中年サラリーマン
10
難しい!2013/10/19