ブルーバックス アポトーシスの科学―プログラムされた細胞死

山田 武/大山 ハルミ【著】

講談社（1994/02発売）

• サイズ 新書判／ページ数 250p／高さ 18cm
• 商品コード 9784062570060
• NDC分類 463
• Cコード C0245

内容説明

生命の守護神、細胞自殺〈アポトーシス〉のナゾを追う。

目次

第１章　細胞の死
第２章　アポトーシスとネクローシス―自殺と他殺
第２章　細胞死の誘発―こんなときに
第４章　アポトーシスの過程
第５章　細胞死のプログラム―自殺装置の設計図
第６章　ガンとアポトーシス
第７章　アポトーシスの意義
第８章　細胞の死、個体の寿命、種の絶滅

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[手押し戦車]

細胞は生まれてそして新陳代謝で新しい細胞となって作り直される。細胞は作られる時に寿命が設定されいて時間が来たら周囲の細胞が寿命が来た細胞に対しチケットを渡す。チケットには新しい細胞との入れ替わりの条件が書いてあって列車は体外へと排泄の方へ向かっていく。人体は11ヶ月で血液から骨まですべてが入れ替わり特に脳はひと月で40％の細胞が入れ替わる。アポトーシスという切符に対し乗車拒否をすると周囲の細胞が強制的プログラムを発動させ自身の体に取り込み自身の寿命と引換に列車に乗り込む。アポトーシスは細胞同士の絆だね

2015/07/08

[mRNA]

アポトーシスは発展途上でこれからの分野ですね。奥が深そうです。

2009/07/01

[Musigny]

アポトーシスの仕組みが少し理解出来ました。

2021/06/13