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講談社+α文庫
戦艦大和の遺産〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 514p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062569828
  • NDC分類 550.9
  • Cコード C0195

内容説明

「大和」を建造した元戦犯工場NBC呉から石川島播磨重工に身を移した造船界の異端児・真藤恒。当時、造船では二流企業でしかなかった石川島播磨重工を業界トップに押し上げ、「ドクター合理化」の異名をとった型破りな経営手法とは、どのようなものだったのか。他産業を尻目に、突出する形で復興を遂げ、高度経済成長を牽引した石川島播磨重工の成長から凋落に至るまでのすべてを明らかにする。

目次

第7章 巨大タンカーに挑む男たち
第8章 「シントー船型」誕生
第9章 世界一の造船国、日本
第10章 戦後最大の企業合併
第11章 世界的「造船戦国時代」
第12章 百万トン・ドック体制の確立
第13章 真藤体制の終焉

著者等紹介

前間孝則[マエマタカノリ]
1946年、佐賀県に生まれる。法政大学中退。石川島播磨重工の航空宇宙事業本部技術開発事業部でジェットエンジンの設計に20年間従事する。1988年、同社を退社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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流れを感じた。技術の西島氏、経営での土光氏、企業家としてのラドヴィック氏。技術的には、大量生産かつ設計団塊での詳細さが求められる航空機と、一品物にちかい船舶。それらが、合流してモジュラーか且つTQMになっていくことが面白い。特に、コアバリューが船殻から艤装にシフトするところが興味深い。その辺は自動車も参考にすべきところはあると思う。また、真藤氏は残念な晩節もあるがその影も含め評価されてもいいと思う。2015/04/19

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