講談社+α文庫
デフレとお金と経済の話―あなたを幸せにする経済学

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  • サイズ 文庫判/ページ数 293p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784062567909
  • NDC分類 330
  • Cコード C0133

内容説明

人々を幸せにするための「経済」、経済を円滑に動かすための「お金」。現在この2つが私たち日本人を不幸にしています。「バブル景気の崩壊」「失われた10年」「未曽有のデフレ」…。景気の後退とともに、いつの間にか私たちの心までもがボロボロになってしまいました。そこで暗くなりきってしまった日本経済を何とかしようと私、森永卓郎が立ち上がったのです。経済の基本から裏側、そして日本の未来まで、私といっしょに考えてみませんか。

目次

第1章 大疑問日本経済は本当に再生することができるのか?(日本の経済を再生させるために「構造改革」は本当に必要なの?;リストラで人が少なくなったから、ウチの会社もサービス残業ばかり。リストラって本当に必要なの? ほか)
第2章 金融がわかると経済が見えるワンランク上の経済学(日本銀行とは、いったいなにをする銀行なんですか?;日本銀行が決める公定歩合ってなに?どうして公定歩合の数値が、経済にとって重要なの? ほか)
第3章 自分の大切なお金を守るためのヒント(超低金利時代でも、預貯金で大丈夫ですか?そのほかの金融商品ではどうでしょう?;ご近所でも評判の株式投資って、なんですか? ほか)
第4章 ズバリ!日本経済はヨーロッパ型市場を目ざせ!(ヨーロッパ型の市場ってどんな市場?ヨーロッパ型の市場になるとどんないいことがあるの?;みんなが恋愛すると景気がよくなるってホント? ほか)

著者等紹介

森永卓郎[モリナガタクロウ]
1957年、東京都に生まれる。1980年、東京大学経済学部経済学科を卒業後、日本専売公社に入社。経済企画庁総合計画局などを経て、現在はUFJ総合研究所の経済・社会政策部部長兼主席研究員。マクロ経済、計量経済、労働経済、教育経済が専門分野。テレビ朝日系「ニュースステーション」の経済解説でもおなじみ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

すーさん

26
森永卓郎といえば、少し胡散臭いと思う人もいるかもしれない。実際、僕はそう思っている。が、この本で森永氏の経歴と知識量に驚いた。そしてこの本が書かれたのは10年以上前にも関わらず、予測が最近当たっているところがあり、そこが面白い。

KAKAPO

1
「付加価値の高い、価格競争に巻き込まれることのない商品を作り出す」ことこそ、日本が生き残る唯一の道となります。より高度な、つまりクリエイティブな商品を供給しなければなりません。「発想の転換」ができないと、機能面を向上させることばかり考えてしまい、人の心をくすぐる部分に目が行き届かなくなって、知的創造物を作り出すことができません。知的創造物は、毎日ワクワクドキドキ楽しんで暮らしてきた膨大な数の「不良」たちの中から生まれた優秀なクリエイターが作り出すのです。2004/10/20

たにのぞ

0
ちょっと古いけど内容はわかりやすくかかれているので良い勉強になった2012/12/24

yamikin

0
バブル!!2006/07/17

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