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講談社+α文庫
ガイドブック 哲学の基礎の基礎―「ほんとうの自分」とは何なのだろう

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  • サイズ 文庫判/ページ数 309p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062567794
  • NDC分類 114
  • Cコード C0110

内容説明

哲学の大命題である「自分とは何か」という問いは、古来から人々を悩ませてきた問いであり、しかも答えられない問いである。しかし、この問いは、だれもが一度は通らなければならない迷路なのである。そこで本書は、デカルト、ハイデガー、カント、ヘーゲル、フッサール、ウィトゲンシュタイン、サルトルら、さまざまな哲学者の「自分」と「世界」にまつわる考え方を紹介し、この迷路を旅するための水先案内役をつとめる。

目次

自分というもんだい
妄想の真実と自分という物語
自分についてのトートロジーとアイデンティティ
かんがえる「私」
現実と夢、独我論
「私」の自由
私の世界と理想の自己・純粋な自己
二つの世界の分裂と私の身体
私が語る文と「私」
世界の外にある主観と、この主観の確信
私の外の世界と他者
他者との場面―私の起源、他者の脅威と排除
自他の二重の関係―否定から承認へ、労働と経験
この私―実存について
世界のなかにいること
「みんな」の顛倒と死の個別性

著者等紹介

小阪修平[コサカシュウヘイ]
1947年、岡山県に生まれ、福岡県で育つ。東京大学中退。1979年から執筆活動をはじめ、哲学・思想を中心に幅広く評論活動を展開している。ことに難解に陥りがちな哲学を、水準を落とさずに、平易に解説することでは定評があり、哲学ブームのきっかけをつくった
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

weds

0
分からないなりに読了はしましたが、どうにも著者の説明を初見で理解することが難しいように感じました。少なくとも入門書や概説書といった類のものではなく、著者の考えを歴史上の哲学者たちの思想と照らし合わせ示していくといった姿勢の本です。 私としては著者の考えを説明するか、あるいは歴史上の哲学者たちの思想を説明するかどっちかに絞り丁寧に説明して欲しかったなと感じます。時間をおいて再読しようと思います。2016/03/20

にぐる

0
再読2回目。 後半やはり難しく、ほんとうに自分はなんなんだろうって分からなくなってきたりして...。基礎の基礎はムツカシイ。2010/10/02

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