講談社+α文庫
地上最強のアメリカ陸軍特殊部隊―わずか1000人のエリート戦士が戦争を決める

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  • サイズ 文庫判/ページ数 361p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062567466
  • NDC分類 916
  • Cコード C0131

内容説明

日本人として唯一、特殊部隊「グリーンベレー」に入隊し、隊長にまで上り詰めた著者が、実際の戦闘をどこまでもリアルに描写した力作!第1部では、「新しい戦争」の主役となった特殊部隊の活躍を、アフガニスタン、イラクに追い、専守防衛の日本で重要性を増すその使命に迫る。第2部の「戦場日誌」は、人間は極限状態でどこまで強くなれるか、臨場感あふれる戦闘シーンから炙り出している。文字通り弾雨をくぐり、命を賭した究極のノンフィクション。

目次

第1部 二一世紀の特殊部隊(特殊部隊員の「習性」;「新しい戦争」の主役;アフガン戦争の特殊部隊)
第2部 グリーンベレーの戦場日記(ベトナム最前線;グリーンベレーの入隊資格;戦場の生活;ジャングルの戦友;夜の特殊部隊;戦場のサバイバル;命を救ってくれた武器;しみついた硝煙のにおい)

著者等紹介

三島瑞穂[ミシマミズホ]
1938年、鹿児島県に生まれる。唯一の日本人グリーンベレー隊員。1958年、アメリカ人と再婚した母親とともに渡米。1959年、陸軍に志願入隊し、その後、特殊部隊グリーンベレーの入隊を認められる。1960~65年、破壊作業担当の「Aチーム」軍曹として、ベトナムと沖縄に駐留。1965~72年、長距離偵察中隊隊長として、敵陣後方での待ち伏せ、捕虜捕獲など、対ゲリラ戦に従事。1968年に起きた韓国の朴大統領暗殺未遂事件、「青瓦台事件」の際には、北朝鮮のゲリラを追跡して殱滅するチームを指揮。1972~74年、在日アメリカ軍連絡官および通訳主任。沖縄返還時には業務引き継ぎに関する諸事項を担当。1974~76年、特殊部隊情報・作戦主任として、情報収集、作戦立案などを隊員に指導。1976~80年、特殊部隊水中作戦隊隊長として、水中・陸上作戦を担当。この際、NATO加盟国や友好国の特殊部隊も訓練した。現在も予備役として、カリフォルニア州在住
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