講談社+α文庫<br> ヨーロッパホラー&ファンタジー・ガイド―魔女と妖精の旅

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講談社+α文庫
ヨーロッパホラー&ファンタジー・ガイド―魔女と妖精の旅

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  • サイズ 文庫判/ページ数 332p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062566629
  • NDC分類 293.09
  • Cコード C0195

内容説明

ホラーとファンタジーの故郷に、ようこそ!『ハリー・ポッター』や『指輪物語』など話題の幻想ファンタジー小説や西洋オカルト思想、妖精妖怪研究、魔女と古代信仰、風水とレイライン…ヨーロッパの神秘と怪奇の起源を訪ねる旅。

目次

地下牢の恐怖
青ひげ城の幼児虐殺
怪物ゴーレム伝説
郵便夫の「霊廟」
魂を吹きこむ人形師
パラゴーニアのお化け屋敷
謎の町レンヌ
巨石が示すレイライン
「狂王」の脳内遊園地
生きている死少女
うめく「蝋人形」
天国と地獄に通じる庭園
自分のための死の部屋
パリの地下の巨大迷宮
吸血鬼ドラキュラ
ロンドンの幽霊ツアー

著者等紹介

荒俣宏[アラマタヒロシ]
1947年、東京都に生まれる。翻訳家。評論家。作家。魔応大学卒業後、会社員を経て、翻訳家として独立。以後、幅広い著作活動を続けている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ntahima

58
文学の薫りなき澁澤龍彦と言えばやはり失礼か。但し、本文中にも澁澤氏への言及や引用が多数あり、先蹤者への尊敬の念が窺われ好ましい。内容は中世ヨーロッパ裏面史。此手の話が好きならば澁澤氏の「滞欧日記」を初めとする欧州モノ、中世モノにも目を通すことを強く勧める。ところで荒俣宏と言えば「帝都物語」が有名だが「別世界通信」巻末のファンタジー単評がお勧め。今まで読んだ中で最高にリリカル、ノスタルジックそしてロマンチックな書評集。全作読みたくなること請け合いだが、短評自体が一種の作品なので、紹介作への過剰な期待は禁物。2010/12/19

kei-zu

17
博学の著者による欧州名所ガイド。とはいえ、この著者であるから紹介されるのは、一筋縄ではいかないものばかり。目次には「地下牢」「青ひげ」「怪物ゴーレム」「レイライン」「蝋人形」と、ワクワクする単語が並ぶ。著者の楽しそうな語り口に、読者もページをめくる手が止まらない。2024/02/11

YO)))

14
程よい蘊蓄―事ある毎にシブタツ先生の名前が出てくるのが微笑ましい―を交えた,ヨーロッパ怪奇名所ガイド.ゴーレムや吸血鬼といった定番中の定番から,シュヴァルの理想宮や自動人形(アウトマタ),パリの下水道といったちょっとした変化球まで.楽しい.2014/04/09

ist

8
指輪物語やハリポタといったファンタジーやホラーのルーツを辿ると、ヨーロッパの土地や歴史から醸成されたオリジナルに行き着く。完璧すぎる故の恐ろしさを感じさせるスイスのからくり人形、土人形のゴーレムの成り立ち、シュヴァルの作り上げた理想宮、ストーンヘンジにも繋がる古代の交易路レイライン、狂王の作り上げたノイシュヴァンシュタイン城、リンダーホーフ宮などの幻想の砦、イタリア・タルクィニアの生きている死少女、パリの地下の巨大迷宮の悪夢、ドラキュラと現実世界での符号の一致、コメに続く2015/09/22

midnightbluesky

3
アラマタセンセー、不完全燃焼の感拭えず・・・。2009/07/27

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