内容説明
大人も子どもも心にさまざまな重圧がかかっているいま、カウンセリングや心理療法に心のケアを求める声が大きくなってきている。本書は、カウンセリングとはどういうものかから、いかに悩みや苦しみを受けとめ、対処していくかまでを根本から語っている。と同時に、著者いわく「人と人とが接するときの基本的な問題が、繰り返し論じられている」本である。
目次
第1章 家庭・学校で問題が生じたとき
第2章 心を聴く
第3章 カウンセラーという人間
第4章 「治る」とき
第5章 限界があることを前提に
第6章 役に立つ反面の危険性