講談社+α文庫<br> ユングと心理療法―心理療法の本〈上〉

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講談社+α文庫
ユングと心理療法―心理療法の本〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 291p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062563437
  • NDC分類 146.8
  • Cコード C0111

内容説明

カウンセリングや心理療法が注目を集めているいま、日本の第一人者が、その原点にあるユングの考えを紹介しながら、心理療法とは何かを、わかりやすく説く。心はなぜ病むのか、どうすれば癒えるのか…から、夢分析とは、箱庭療法とはどういうものか…まで、心の問題についてはもちろん、生き方を考えるヒントもちりばめられている。

目次

第1章 ユング派の方法(ユングの考え方;ある学校恐怖症(不登校)児の場合)
第2章 夢分析(夢分析による治療例;夢の中の治療者像 ほか)
第3章 箱庭療法(表現するものと読みとるもの;箱庭で治っていくということ)
第4章 心理療法の原風景(日本人と母性原理;心理療法とイニシエーション)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆうじぃ

4
時間はかかったが、なんとか読み終えた。難しいが、いろいろ勉強になった。心の病の奥深さを教えてもらった。まだまだ理解は浅いと思うが。2019/06/20

rakim

4
心理学というものは近年の脳科学や新しい哲学や臨床精神学と相互に絡んで一時期より進んできた(というか変化したというか)のだと思う。ユングがもてはやされたのはあの時代だったから?とも思う。人を知るということは結局は自分を知ることにほかならないんだから。2013/03/15

borug

2
夢や箱庭療法の専門的な話で、著者の本ではじめて読みにくかった。やはり語りの文章のがいいな。2016/10/22

χ

2
夢を無意識からのメッセージととらえることは人生を豊かにするのでは。今はそんなことを漠然と思うだけ。なんのために勉強するのか。専門のことであろうが、専門外のことであろうが、要するにものごとを自分の頭で考え、自分の言葉で自分の意見を表明できるようになるため。2011/07/16

ryuetto

1
河合隼雄氏が亡くなったと聞いたので、追悼の気持ちで積読本を整理。 しかし、改めて読み直すと、昔は好きだった夢分析とか箱庭療法の話もちょっとうさんくさく見えてしまったのが正直なところ。 この本は特に、心理療法を勉強する人のための本・・・みたいな部分もあるから、ちょっと読みにくかったです。2007/09/13

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