内容説明
怪奇趣味が流行した19世紀の西洋で信じられていた地獄思想や悪魔、幽霊、魔術師など800項目を550の挿絵つきで解説した事典。配列は見出し語の五十音順、巻末に欧文索引が付き、本文中には悪魔学に関する13編のコラムもある。
目次
コラム(魔女裁判官ジャン・ボダン;神殿騎士団事件;火刑法廷;尼僧エリザベートの悪魔祓い;オーソンヌの“同性愛”修道院長;シドウヴィルのポルターガイスト(騒霊)
魔女裁判官ピエール・ド・ランクル ほか)
地獄について
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
isutabi
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ベッドサイドの本棚に置きたい本。西洋の神秘的かつ不吉な代物に関する百科全書。さまざまな迷信から脱するために書かれたとか・・・だが、悪魔的なるものを楽しんでいるようにしか見えない。ユーモラスで不吉で美しい図版(銅版画っぽい)多数。面白すぎて、架空の事典かもしれないという疑いを払拭することができない。
冬至楼均
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”事典”が正しいような気もするのだけど。編者の宗教的偏向(変更でも可)も考慮して読む必要があるかも。2011/06/21
rw
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面白い!2010/01/05
可兒
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想像力に感服2008/08/17