講談社+α文庫<br> 最高裁物語〈上〉秘密主義と謀略の時代

講談社+α文庫
最高裁物語〈上〉秘密主義と謀略の時代

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  • サイズ 文庫判/ページ数 418p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784062561921
  • NDC分類 327.122
  • Cコード C0195

内容説明

昭和・激動の時代の大疑獄事件、「司法の独立」をめぐる男たちの熱き闘い、新憲法制定の知られざる人間模様、命をかけ正義を貫いた裁判官餓死事件、猥褻裁判、そして日本中を震撼させたあの事件。再起不能といわれた著者が“奇跡の生還”を遂げ、脳出血の後遺症と闘い執筆、8年の歳月をかけた入魂の名著。司法記者が書かれざる最高裁の内幕と驚愕の真実を鋭くえぐる!1995年度・日本記者クラブ賞受賞作品。

目次

第1章 敗戦
第2章 対決
第3章 最高裁のあけぼの
第4章 日本独立の事件簿
第5章 少数意見の闘い
第6章 謀略の影
第7章 最高裁長官の謎
第8章 かりそめの全盛
第9章 照準を合わせたクーデター

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヤギ郎

4
大審院時代から日本の最高司法府を分析している。年代順に書いているので、調べたいことがあれば、ピンポイントで見つけられる。重要判例について、その舞台裏を調べているので、判例を勉強している者として興味がそそられる。卒論のネタになるかな・・・。2017/04/17

wasabi

1
三権分立とはいうが、立法権、行政権、司法権の関係って未だにもやもやしている。議院内閣制といわれている我が国なんて、立法府の議会が内輪の議員の中から選んだ首相が行政府の内閣を組閣して、大臣だってほとんどが議員なわけでしょ。でもって、司法府を統括する最上位の最高裁判所の長官や判事は、内閣が指名するんだもの。こんなんで分権と言われてもなと、ずっと不思議だったんである。そんなおバカが読むには、かなりハードルが高いとは思いつつも挑んだ。うむ、やはり権力は分散しているのだろうか。2012/06/12

びーちゃん

0
評価32010/06/06

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