講談社+α文庫
スヌーピーのもっと気楽に 〈3〉 ひとりのとき

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  • サイズ 文庫判/ページ数 158p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784062561112
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0111

出版社内容情報

【Editorによる解説】


この「スヌーピーのもっと気楽に」のシリーズは、<講談社+α文庫>にとって、画期的な企画でした。全5巻で70万部を超え、いまなお売れ続けているのですが、じつは、「ピーナッツ」をもっと大人にも読んでほしいと思ったことがはじまりでした。訳者の谷川俊太郎さんも、同じ考えでした。

そのために、マンガをテーマ別に編集し、「ピーナッツ」の新しい読み方を打ち出したいと思い、日本を代表する臨床心理学者の河合隼雄さんに<解説>を書いていただきました。河合さんは現在、小泉内閣で文化庁長官をつとめていらっしゃいます。その河合さんの<解説>を読んでいただくと、よくわかるのですが、「ピーナッツ」がどれだけ深い内容をもったマンガかが、より一層、明らかになりました。

そう、「ピーナッツ」は、人が生きるのに欠かせない「生きる知恵」の宝庫なのです。「生きる力」を与えてくれるマンガなのです。

人間関係、家族関係のもつれやぎくしゃくに悩むとき、ルーシーの過激なひとことで目が覚めるかもしれません。スヌーピーの達観した物言いに救われることもあるでしょう。ものごとがうまくいかないとき、ペパーミント パティの発言に気が軽くなる人もいるでしょう。

作者のシュルツさんの哲学でもあると思うのですが、人が人らしくあるために、自分が自分らしくあるために、スヌーピー、チャーリー・ブラウン、サリー、ルーシー、ライナス……みんなが力を貸してくれるのです。

「スヌーピーのもっと気楽に」は、自分を見つめるため、自分の心と対話したいときに読んでほしいと思います。

(出典:日本のスヌーピーの公式サイトwww.SNOOPY.co.jp「イチオシ文庫」)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

72
ピーナッツのシリーズ、中学生の頃に本を読んだことがあったが正直面白くなかった。というよりもそれぞれのキャラクターの個性がいまいち理解できなかったからだったと思う。スヌーピーやチャーリー・ブラウンは女の子向けグッズにも使われていてその頃から人気があった。だからといってその可愛らしさと彼らがつぶやいたり話し合ったりする会話はどうかすると哲学めいたことだったりした。そんなこともあって本書のように人の心を癒やすにはいいのかもしれない。このシリーズ、他にも何冊かあるようだ。探してみよう。2020/04/03

momogaga

48
積ん読解消。この時期になるとスヌーピーの姿を目にすることが多いですね。本書で魅力的なのは、スヌーピーの兄であるスパイク。孤高でとぼけた所も共感が持てます。2021/12/24

わった

12
今回は名言よりも、かわいらしいキャラクター達のかわいらしい行動に癒される事が多かったです。スヌーピーやウッドストック達のトランプや、動くサボテンなど、会ってみたい!と思う人たちばかりでした。2016/02/11

Lily603

6
★★★★ もう全巻集めよう!と、と決意して4冊目。大人がいったら悲しい台詞を可愛らしいこどもが無表情でいうから笑ってしまう。ほんともっと早く出会いたかった・・・ * (スヌーピーが何か書いているのを見て) 「犬のしつけ学校にも宿題があるのかい?」[毎晩あるのさ・・・]["お座り"について1000語の論文を書くってのも難しいよ] *2012/08/10

四季

4
111ページのゴーグルスヌーピー可愛い〜。 砂漠にサボテンと一緒に住むスパイクはだめなの?いいえ、一人なら寂しいとか可哀想なんてのは余計なお世話。名言より水皿で飛ぶウッドストックなど可愛さとスパイク多めの一冊。 サリーのアンケート調査の返しも良い2023/11/02

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