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講談社+α文庫
スヌーピーのもっと気楽に 〈1〉 なるようになるさ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 158p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784062561099
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0111

出版社内容情報

【Editorによる解説】


この「スヌーピーのもっと気楽に」のシリーズは、<講談社+α文庫>にとって、画期的な企画でした。全5巻で70万部を超え、いまなお売れ続けているのですが、じつは、「ピーナッツ」をもっと大人にも読んでほしいと思ったことがはじまりでした。訳者の谷川俊太郎さんも、同じ考えでした。

そのために、マンガをテーマ別に編集し、「ピーナッツ」の新しい読み方を打ち出したいと思い、日本を代表する臨床心理学者の河合隼雄さんに<解説>を書いていただきました。河合さんは現在、小泉内閣で文化庁長官をつとめていらっしゃいます。その河合さんの<解説>を読んでいただくと、よくわかるのですが、「ピーナッツ」がどれだけ深い内容をもったマンガかが、より一層、明らかになりました。

そう、「ピーナッツ」は、人が生きるのに欠かせない「生きる知恵」の宝庫なのです。「生きる力」を与えてくれるマンガなのです。

人間関係、家族関係のもつれやぎくしゃくに悩むとき、ルーシーの過激なひとことで目が覚めるかもしれません。スヌーピーの達観した物言いに救われることもあるでしょう。ものごとがうまくいかないとき、ペパーミント パティの発言に気が軽くなる人もいるでしょう。

作者のシュルツさんの哲学でもあると思うのですが、人が人らしくあるために、自分が自分らしくあるために、スヌーピー、チャーリー・ブラウン、サリー、ルーシー、ライナス……みんなが力を貸してくれるのです。

「スヌーピーのもっと気楽に」は、自分を見つめるため、自分の心と対話したいときに読んでほしいと思います。

(出典:日本のスヌーピーの公式サイトwww.SNOOPY.co.jp「イチオシ文庫」)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

momogaga

48
今回は、英語力アップのために読みました。日本語訳は谷川俊太郎さん。笑顔で読めるところがいい。2021/11/02

わった

19
とっても深い。犬という仕事をフルタイムでしているから、時間は無駄にしていないという感性が凄い。「だれだってちょっと落ちこぼれ」でも取り上げられていましたが、人間であること、それだけで良いという一文で、焦燥感がスーっと消えていくような気がします。不思議。あと餌を楽しみに待ちすぎて、見ないようにしてるのについ見ちゃうという心理がとってもあるある笑2016/02/08

安国寺@灯れ松明の火

14
序文を書いている河合隼雄先生の言葉に、「健康病が心身をむしばむ」というのがあります。「健康第一」を考えるあまりに他のことが目に入らない。しかも、他人に「伝染」させることもある――「健康」を「幸せ」に置き換えた「幸せ病」というのも成り立ちそうです。「犬を幸せにしようとしたんですが、病気にしただけでした…」というチャーリーのセリフで、そんなことを考えました。そして、その後の「ぼくはとっくに幸せだったもの」。この年齢になって読むと、やはり違う味わいがあります。2013/10/07

ユースケ

10
古本まつりで購入。スヌーピーが好きで思わず手に取ってみた。ふふんと微笑んでしまう楽しくなる本。こころがすっと軽くなります。2017/12/11

jun_dm

9
サリー・ブラウン、ルーシー・ヴァンペルト、ペパーミント・パティのおもしろ三人娘が好き。面白いだけじゃなく、哲学が垣間見える。夜、缶切りの音を聞くスヌーピーのコマを読んで、実家の犬のことを連想してほんわかするような切ないような不思議な気持ちになった。2014/01/27

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