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戦の国

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  • サイズ B6判/ページ数 284p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062208048
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

信長が拓き、秀吉が拡げ、家康が通った道。桶狭間から大坂の陣まで――『天使明察』『光圀伝』の冲方丁が初めて戦国に挑む!!戦国――激動の55年を、織田信長、上杉謙信、明智光秀、大谷吉継、小早川秀秋、豊臣秀頼ら六傑の視点から描く、かつてない連作歴史長編小説!
男達が戦う意味は何だったのか。あの日、あの刻、誰か一人の、一つの決断がなければ、戦国の世は変わっていたかもしれない。
冲方丁の新たなる代表作、ここに結実!

覇舞謡
五宝の矛
純白き鬼札
燃ゆる病葉
真紅の米
黄金児


冲方 丁[ウブカタ トウ]
著・文・その他

内容説明

『戦国』―日ノ本が造られた激動の55年を、織田信長、上杉謙信、明智光秀、大谷吉継、小早川秀秋、豊臣秀頼ら六傑の視点から描く、かつてない連作歴史長編。

著者等紹介

冲方丁[ウブカタトウ]
1977年岐阜県生まれ。1996年『黒い季節』で第1回スニーカー大賞金賞を受賞しデビュー。2003年『マルドゥック・スクランブル』で第24回日本SF大賞受賞。2010年『天地明察』で第31回吉川英治文学新人賞、第7回本屋大賞、第7回北東文芸賞、第4回舟橋聖一文学賞を受賞。2012年『光圀伝』で第3回山田風太郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

221
冲方丁は、新作中心に読んでいる作家です。戦国時代のスーパースターを描いた短編集。オススメは、豊臣秀頼を描いた『黄金児』です。全ての作品が『決戦シリーズ』に収録されているので、『決戦シリーズ』を読み続けている人は要注意です。私は1作のみ再読でした。2017/11/17

ナイスネイチャ

157
図書館本。決戦シリーズで既読済だが、ちょっと改訂しているのもあるのかな?織田信長、上杉謙信、明智光秀、大谷吉継、小早川秀秋、豊臣秀頼と戦国時代の武将を著者のテイストを入れて描いてました。吉継と秀頼は特にお気に入り。吉継の千里眼は想像できない。2018/03/10

ゲンキ

147
冲方さんの本を初めて読みました。表紙の派手な色やデザインに惹かれて。織田信長、上杉謙信、明智光秀、大谷吉継、小早川秀秋、豊臣秀頼の6章から成る。一般的に知られている史実が書き綴られていて、人物像まではあまり深掘りされていないように感じました。だから、司馬遼太郎さん等の歴史小説を読み慣れている人からすれば、その復習みたいで物足りなかったのでは⁉️と思いました。ただ、上杉謙信の章は、私自身が今までその史実を読んだことがなかったので(司馬遼太郎さんの作品にもなかったと思います)、凄く新鮮で勉強になりました。2020/02/28

優希

121
決戦シリーズの収録作を加筆修正したもののようですが、全く新たな歴史絵巻として読みました。エンタメ系ではなく、史実から行動と心理を見ていく物語なので、マニア向けといったところでしょうか。桶狭間に始まり、関ヶ原を経て大坂冬の陣で幕を閉じる6編はまさに戦国の歴史絵巻そのもののように思えます。今まで描いていた人物像と異なった印象を与えるのも興味深いところです。盛り上がりはないですが、歴史そのものを見ているようで面白かったです。2017/11/15

うっちー

102
戦争反対ですが、戦国時代は面白いです2017/11/20

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