刑事の怒り

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刑事の怒り

  • 薬丸 岳【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 講談社(2018/01発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 272p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062207942
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

凄惨な事件の裏に潜む、やむにやまれぬ“想い”を前に、刑事は何を思うのか――。推協賞受賞作「黄昏」を収録、夏目シリーズ最新刊!――こんなに怒りに打ち震えても、まだ、人の心を取り戻して欲しいと望まずにはいられない。

第70回日本推理作家協会賞〈短編部門〉受賞作「黄昏」を収録

現代社会の希望なき闇に切り込んだ珠玉の4篇。
これぞ乱歩賞作家・薬丸岳だから描けるミステリー!


被害者と加害者、その家族たちのやむにやまれぬ“想い”をみつめてきた刑事・夏目信人が出会った4つの事件。
年金不正受給、性犯罪、外国人労働、介護。
社会の歪みが生み出す不平等や、やり場のない虚しさを抱えつつも懸命に前を向く人々。彼らを理不尽に踏みにじる凶悪な犯人を前に、常に温かみに満ちていた彼のまなざしが悲しき“怒り”に燃えたとき、胸をこみ上げる激情に我々は思わず言葉を失う――。


“涙が溢れる”だけでは終わらない。
刑事・夏目信人シリーズ最新作!

第一話 黄昏
第二話 生贄
第三話 異邦人
第四話 刑事の怒り


薬丸 岳[ヤクマル ガク]
著・文・その他

内容説明

被害者と加害者、その家族たちの“想い”をみつめてきた刑事・夏目信人が出会う四つの事件。社会の歪みが生み出す不平等に、虚しさを抱えつつも懸命に前を向く人々。非力な彼らを餌食にする犯人を前に、刑事のまなざしが怒りに燃える。私たちが願うのは、被害者の幸せだけでいいのだろうか?

著者等紹介

薬丸岳[ヤクマルガク]
1969年兵庫県生まれ。2005年に『天使のナイフ』で第51回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。2016年に『Aではない君と』で第37回吉川英治文学新人賞を、2017年に短編「黄昏」で第70回日本推理作家協会賞“短編部門”を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

411
薬丸岳は、新作中心に読んでいる作家です。『刑事・夏目信人』シリーズ第四弾(実際に読むのは2作目)は、連作短編集でした。夏目刑事の墨田区錦糸署異動で、東京スカイツリーの写真の表紙です。オススメは表題作『刑事の怒り』、遣り切れない事件でした。2018/03/18

しんたろー

327
夏目シリーズ第4弾。社会問題を織り込んだ4つの短編集で、心に訴えてくる哀しく切ない物語…老老介護の『黄昏』強姦被害者の『生贄』ベトナム人留学生の『異邦人』尊厳死をテーマにした『刑事の怒り』…やるせなさの中にも、夏目を通して「家族の愛」を深く描いているので、我が身を振り返りつつ、じんわりと感動。名短編『オムライス』の裕馬(1作目と3作目に登場)がチラッと登場するが、彼の行く末が気になるし、曲者の新キャラ・本上刑事との関係、何よりも夏目家族の今後が気になるので、第5弾も熱望!(全部を合わせて長編で読みたい♪)2018/05/14

サム・ミイラ

313
熱い夏目刑事が帰ってきました。表題作刑事の怒り。裕馬も少しだけ登場するので名作オムライスとの正統な繋がりを感じます。夏目シリーズの特徴は取調べの部分にあります。大きなどんでん返しはないけれど、やり取りの中で少しづつ真実が明らかになる過程にはつい引き込まれてしまいます。特に今回の犯人は今までにないほど酷い奴。取調室の火花散る対決は読み応えあり。転勤となり新天地の勤務に少しナーバスな彼にも共感がわきます。第一話の黄昏に号泣。実に辛くやりきれない生贄。番外編的な異邦人。それぞれ違う個性を味わえる短編集です。2018/07/10

nobby

269
シリーズ第4弾。相変わらず心震わされる展開はお見事!短中編4つともに、思いの外あっけない解決とみせて、夏目刑事の信念を貫く地道さが導く真相はせつない…死体遺棄やレイプ・外国人への偏見・高齢者などの時事問題から、すべて前作で再び命を吹き込まれた最愛の娘 絵美と重ねて“生命”というテーマに導いて行く。何より圧巻は標題そのままに、冷静沈着な夏目刑事が溢れんばかりの激情を生む「刑事の怒り」。必死に鼓動を打つ者、それを支える者、どちらの立場からでも苦痛にとどまらない“生きる”意味の問いかけをしっかりと受け止めたい。2018/04/11

おしゃべりメガネ

242
刑事「夏目」シリーズ第4弾の短編集です。過去の作品も期待を裏切るコトなく、面白かったですが本作も見事にイッキ読みでした。東池袋から錦糸町へ異動となった「夏目」刑事が新たな街で、事件解決に挑みます。ますます東野さんの「加賀」シリーズに似てきましたが、それはそれとしても十分なリーダビリティがあります。本作では新たな'相棒'が登場し、またこの相棒がひとクセあるキャラでなかなか魅力的です。相変わらず取り調べを行い、被疑者をオトすシーンは緊張感がビリビリ伝わり、最終的にはホロッとさせてくれます。この先も楽しみです。2018/03/08

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