パークアヴェニューの妻たち

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  • サイズ B6判/ページ数 329p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062199438
  • NDC分類 367.3
  • Cコード C0098

出版社内容情報

ニューヨークの超高級住宅街に住む専業主婦たちの赤裸々な実態を描き、全米の話題をさらったベストセラー・ノンフィクション!!全米の富裕層の数パーセントが集中するNY超高級住宅地アッパー・イーストサイドに子育てのために移り住んだ著者が出会った、桁はずれに裕福な環境で暮らす専業主婦たち。高学歴で有能、最先端の流行ファッションで美しく着飾り、限りなく痩せていて完璧な肌と髪を保ち、子どものお受験を成功させる――。果たして彼女たちは幸せなのか? 超富裕層を「部族」ととらえて分析した人類学的手法も話題となっている。日本語版特典として最先端NYファッション他まるわかり用語索引つき。

目次:イントロダクション/第1章 上流階級/第2章 遊びの約束から弾かれる下層民/第3章 ママはバーキンを欲しがる/第4章 マンハッタンの芸者/第5章 ガールズ・ナイト/第6章 向精神薬とブラッディマリー/第7章 苦難のとき/第8章 そして……わたしの結論/用語索引

イントロダクション
第1章 上流階級
第2章 遊びの約束から弾かれる下層民
第3章 ママはバーキンを欲しがる
第4章 マンハッタンの芸者
第5章 ガールズ・ナイト
第6章 向精神薬とブラッディマリー
第7章 苦難のとき
第8章 そして……わたしの結論
訳者あとがき
用語索引


ウェンズデー・マーティン[ウェンズデー マーティン]
著・文・その他

佐竹 史子[サタケ フミコ]
翻訳

内容説明

全米の富裕層の上位数パーセントが集中するNY超高級住宅街アッパー・イーストサイド(セントラルパークの東側)に子育てのために移り住んだ著者が出会った、桁はずれに裕福な環境で暮らす専業主婦たち。高学歴で有能、最先端の流行ファッションで美しく着飾り、限りなく痩せていて完璧な肌と髪を保ち、子どものお受験を成功させる―。果たして彼女たちは幸せなのか?富は人間をどんな存在にするのか?超富裕層を「部族」ととらえて分析した人類学的手法も話題となっている。

目次

第1章 上流階級
第2章 遊びの約束から弾かれる下層民
第3章 ママはバーキンを欲しがる
第4章 マンハッタンの芸者
第5章 ガールズ・ナイト
第6章 向精神薬とブラッディマリー
第7章 苦難のとき
第8章 そして…わたしの結論

著者等紹介

マーティン,ウェンズデー[マーティン,ウェンズデー] [Martin,Wednesday]
ニューヨークを拠点に、20年以上ライターおよび社会学者として活躍。デビュー作『Stepmonster:A New Look at Why Real Stepmothers Think,Feel,and Act the Way We Do』(邦題『継母という存在:真実と偏見のはざまで』)が大きな評判を呼び、継親の子育てや養育問題の専門家として各メディアに出演。全米主要紙にも定期的に寄稿している。夫と2人の息子とともにニューヨーク在住

佐竹史子[サタケフミコ]
早稲田大学第一文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

itoko♪

62
読者モニターにてプルーフ本読了。アメリカのセレブな奥様たちの実情が描かれています。アメリカといえば、「自由で奔放」というイメージ。まだまだ閉鎖的で封建的な日本とは違って、しっかりとした意志を持ち、母親達の育児にも自己のスタイルがあるイメージ。読み進めると、何だ日本と変わらないじゃないか、と。居住区によって、育児のスタイルというか 暗黙のルールみたいなものがあって、その枠から外れないように必死で…。セレブな暮らしには興味こそあれ、色々面倒くさいし大変そう…庶民で良かった!と思いました。2016/03/08

キクチカ いいわけなんぞ、ござんせん

36
ニューヨークの高級住宅街アッパー・イーストサイドに引っ越したライター(女性)がそこで見た超金持ちの妻や母たちを観察して考察。実際は子供の保育園で村八分になり、毎日泣きながら子供が仲間外れにならないよう奮闘する、というノンフィクション。美貌とファッション、子供の教育、インテリアに天文的なお金をかける母達の実態。火曜日の朝10時にはもう完璧なヘアスタイル、ヒール、スーツで現れる保育園に子供を連れて来る母達。1時間4千円のフィットネスで体を鍛え上げポトックスでシワを取り去る母達。エルメスのバーキンを、いかん字数2017/08/23

おかむら

35
ニューヨークのアッパーイーストサイドに住まう超富裕層専業主婦たちの観察記。超セレブママとママ友付合いを試みる著者の悪戦苦闘はそこそこ楽しいけれど、著者の研究対象であるらしい人類学になんでもかんでも例えた記述がだんだんうざくなってくる。あと著者も実はなかなかの富裕層、バーキンを旦那にねだって買ってもらえる位の、ってとこが我々下々の一般読者の共感を得にくいな。とはいえこれ映画化したら楽しそうではあるなー。2016/08/25

キク

34
すごくツボにハマりました。都会で育つ子供の絵本を貰った著者は、憧れだけでアッパー・イーストサイドに引っ越す。そこは上位富裕層が集中し、主婦の年間衣服代が1000万円を超える世界で、著者はママ友ネットワークに入り込めず呆然とする。ただ、著者はフィールドワークを得意とし有史時代の家族形態を専門とする社会学者だった。そこから、超富裕層を1つの部族として捉え、文化的暗号を読解する実地研究が始まる。著者が流産した際、様々なルールやクラス分けを超え、多くの女性達が精神的援助をしてくる所は、胸にジンと来ます。面白かった2021/02/07

marumo

32
ちょっと飛ばし読み気味。フィールドワークを得意とする人類学者の著者でさえ巻き込まれずにはいられないスーパーママ友の世界。やってることはそこらの公園ママと変わんないかも。バーキンで武装して路上でチキンレースを挑むってほとんどギャグだわ。サルなんかもメスの群れは無視や仲間はずれを駆使して覇権争いをするそう。オスのように体力任せにマウティングしないのは、その方が効果絶大なのに自分や子を危険に晒すことがないからだって。「女のドロドロ」とはよく言うけれど、学術的には効率よい方法だったとは(⊙.⊙)2016/07/04

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