お米ができるまで

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お米ができるまで

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  • サイズ B6判/ページ数 242p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062195867
  • NDC分類 K616
  • Cコード C8093

出版社内容情報

汗と忍耐、そして、決断につぐ決断。米作りは、愛と危険がいっぱいだった??魚沼市の米作り農家に密着取材。毎日食べているのに、意外に知らない米作り。魚沼市のお米農家に密着取材! 愛と工夫にみちみちた米作りに迫ります! お米作りは、愛と危険がいっぱいでした。

<あとがきより抜粋>

お米って、どうやって作るんだろう? 小学五年生のときに田植えと稲刈りの体験授業を受けたことがあるけれど、じゃあ、田植えのときに使う苗は、どうやって育てるの? 稲穂はどこから、どんなふうに出てくるの?
どうしても知りたくなり、新潟県魚沼市でお米を作っている、小岩孝徳さんに教えていただくことにしました。
 取材をはじめてすぐにわかったことは、お米の作り方は、作る人によってまったくちがうということでした。取材を始める前はいつも、資料を読んで調べてからいくのですが、私が調べたことと小岩さんがやっていることは、ちがうところだらけだったのです。
 その土地にあわせた米作り。場所、気候、お米の品種。さらに、それぞれの米農家さんが、これまでの経験で得たノウハウによっても作り方はちがってきます。
 米作りは、カレーに似ている。
 ふと、そんなことを思いつきました。カレーには、たくさんの種類があります。入っている肉もチキンだったりポークだったり、シーフードだったり(私はひき肉で作ります!)。作り方はそれぞれちがうけれど、でも、どの家のカレーもとても美味しい。
 小岩さんは、雪の多い地域の山の中という独特な環境のなかで、小岩さんが考え抜いたやり方で、美味しいお米を作っていました。

<小学中級から すべての漢字にふりがなつき>

プロローグ
第一章 三月 「雪どけ前から、はじまります!」
第二章 四月上旬 「いい種は、いいにおいがするんです!」
第三章 四月中旬 「ときどきちらりとのぞきます!」
第四章 四月下旬 「ライトをつければ、夜でも見えます!」
第五章 五月 「ダイヒョー! 田植え機が白煙を上げています!」
第六章 六月 「スイッチを入れるようには、いきません!」
第七章 九月 「黄金の大海原、一年間の集大成!」
第八章 十月?冬 「春を待つあいだに」
あとがき


岩貞 るみこ[イワサダ ルミコ]
著・文・その他

武田 美穂[タケダ ミホ]
著・文・その他

田丸 瑞穂[タマル ミズホ]
写真

内容説明

これは、新潟県魚沼市の山の中にある田んぼで、米作りにはげむ、ある農家の話である。汗と忍耐、そして、決断につぐ決断、事件につぐ事件!これ以上ないたいへんな現場なのに、そこにあふれていたのは、米作りへの愛と工夫でした。わたしたちの「おいしい!」をささえる米農家の一年、ちらっとのぞいてみてください。

目次

第1章 三月「雪どけ前からはじまります!」
第2章 四月上旬「いい種は、いいにおいがするんです!」
第3章 四月中旬「ときどき、ちらりとのぞきます!」
第4章 四月下旬「ライトをつければ、夜でも見えます!」
第5章 五月「ダイヒョー!田植え機が白煙を上げています!」
第6章 六月「スイッチを入れるようには、いきません!」
第7章 九月「黄金の大海原、一年間の集大成!」
第8章 十月~冬「春を待つあいだに」

著者等紹介

岩貞るみこ[イワサダルミコ]
ノンフィクション作家、モータージャーナリスト。横浜市出身

武田美穂[タケダミホ]
絵本作家。東京都生まれ。『となりのせきのますだくん』で絵本にっぽん賞、講談社出版文化賞・絵本賞受賞など受賞作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

42
美味しいお米で有名な新潟県魚沼の農家さんの実話。今は自宅の米作りを委託しているが、小さな頃からのことを思いだした。一家を上げての米作りだったし、町内の方との協力もたくさんあった。特に、田植と稲刈りを人力でやっていた時はそうだった。その時のおやつが、珈琲牛乳と菓子パンで、子どもなりにこれを食べるのが楽しみだった。本に出えきたことは、たいていやっていたので、その苦労がよくわかる。2020/11/02

chiaki

37
八十八の手間がかかることから生まれたという『米』という漢字。実家の父もお米を作っているので、その苦労はなんとなく想像出来るものの、慣行栽培と同時に有機栽培も手掛ける本書のダイヒョーさんの奮闘たるや…。そんな農家さんの苦労と想いを一瞬にして踏みにじる台風などの災害は、本当に憎いです。強風雨に耐えた稲穂の姿には、涙が滲む思いでした。自然とともに生きる厳しさへの覚悟。そうと知りながらも楽しみつつ挑み続ける姿がかっこいい!農機具や実際の農作業は、説明だけでは想像が追い付かないので、十分な写真あれば尚よしです!2020/04/22

かお

12
新潟県魚沼市で米づくりをしている、小岩孝徳さんに半年間取材。米農家さんによって作り方は様々。まだ雪がある時期から始まる大変な日々。 バケツ稲をやるのに、子供から「もみ」から育てたいと言われたけど、とんでもない❕これを読んで、米を育てたことがない人間が出来ることじゃないと思った。 温度と時間の管理。稲の成長具合の見極め。水の管理。 米農家さんはスゴイ❕2021/10/08

びすけっと

12
2015年7月刊。絵の武田さんつながり。主食お米の生産現場の一年を追った児童書。農産物の中では比較的たやすいといわれる稲ですが、それでもとても大変な労苦があることが分かりました。なにせ田植えに至るまでに本書の半分が費やされます。棚田の広がるところでおいしいお米を提供しようと努力するシャチョー、バックアップするツマコやシンイリ、ババの姿が目に浮かぶようです。政府による米価は安すぎます。おいしい主食を生産する現場を知るにはもってこいの一冊です!2015/09/23

読み人知らず

8
面白かった-!米はどうやって作られてるのか、現代の米作りってこんなんなのかー。楽しかったです。2016/07/30

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