立ちそばガール!―そば このファストで奥深い世界

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立ちそばガール!―そば このファストで奥深い世界

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062189453
  • NDC分類 673.9
  • Cコード C0076

出版社内容情報

女子が男の世界観あふれる立ち食いそばを探求。最初はおびえながらその本格的おいしさと魅力に感動し、成長する食エッセイ。日経ビジネスオンラインに先週まで24週連載。男の世界 立ち食いソバの店に突入し、女子目線、初心者目線でルポするとともに、立ちそばの奥深い世界を徹底追求した実用食エッセイ。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/person/20130514/248072/?rt=nocnt
立ち食いといえど、材料や作り方にこだわり、客も貧乏だから、というわけではなく、味のこだわりを感じる人たちだったということ。作る側も料理人のプライドを持っておいしさを追求しています。
それぞれの店の特徴や味の違いを紹介しつつ、蕎麦という本来のファーストフードの本質に迫る、楽しいイラストがつく実用食エッセイ本。山ガールに続いて男の世界「立ちそばガール」へ。

第1章 王道 本格立ちそばはそばの本質に迫る
 券売機に立ちすくむ人を責めないで
 280円のせいろとアジねぎ天の幸せ
 気風とだしに涙
 サラリーマンの聖地、新橋に挑む
 など
第2章 変化球 立ちそばならではのフリーダム
 へぎそばに茫然
 エビ天は存在することに意義がある
 昆布文化圏からの挑戦者 
 など
第3章 立ちそば王国
 高級の定義は価格ではない
 舞茸天によろめく
 男心と演歌の山
  など
第4章 立ちそばならではの店
 チョー硬派な男の立ちそば店
 新橋の地下で舞茸の香
 など


イトウ エルマ[イトウ エルマ]
著・文・その他

内容説明

そば粉十割、挽きたて、打ちたて、ゆでたて。立ちそば侮れません。

目次

第1章 王道編(蕎麦・冷麦嵯峨谷 渋谷―十割そばがこんなに手軽に食べられるなんて?;さだはる 新橋―立ちそば&サラリーマンの聖地、新橋に挑む!;そばよし 日本橋本店―気っ風と出しに、涙!;みとう庵 大塚―傷心で手繰る絶品「きざみ鴨せいろ」;江戸や 神田小川町―立ちそばで“月見”はいかが?;誠や9号店 人形町―イトウ降参驚異の超手打ち立ちそば)
第2章 変化球?でも本格派(がんぎ 新川―「へぎそば」に呆然!;まち家そば 水天宮前―江戸に見参、昆布文化圏からの挑戦者!;よもだそば 日本橋―インドカレーが呼び起こす“青春の光と影”)
第3章 立ちそば王国(チェーン大手)(小諸そば 四谷新宿通り店―券売機に立ちすくむ人を責めないで;小諸そば 会社訪問;ゆで太郎 代々木東口店―実力と、まいたけ天によろめく;富士そば 代々木店―男心と演歌の山か?)
第4章 ならではの特別(加賀 初台―挑戦、チョー硬派な男の立ちそば店!;おくとね 新橋―昭和の迷宮、新橋の地下にまいたけの薫り!)

著者等紹介

イトウエルマ[イトウエルマ]
イラストライター。北海道室蘭市生まれ。桑沢デザイン研究所グラフィック研究科卒。文具メーカーで企画・デザインに携わり、その後フリーに。イラストルポなどを中心に仕事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶんこ

49
蕎麦やトッピング食材の蘊蓄豊富で、その点は楽しめました。行きたくなったお店も数店。特に行きたくなったのは「がんぎ」。私も女性、しかも高齢なので混雑時を避けるというなら13時半は微妙ではないかな。2時を過ぎて3時近くに行きたいし、断りなく写真撮影は如何なものか。セットものだとしても20分かけて食すなら他のお店に行ったほうが落ち着く。著者とは感性が違うなぁと感じる点多数でした。2017/11/15

ヒデミン@もも

35
また寝る前にこんな本を読んでしまったからお腹が空いてきた。イトウエルマさん、なかなかいい。イラストも可愛いし、美味しそうとは言えないけど、雰囲気出してる。何よりお蕎麦に対する情熱が伝わってくる。私はお蕎麦よりうどんの方が好きだから、そば粉10割より8割ぐらいのほうが好み。でもイトウエルマさん、トッピングも必ず注文、細く紹介してくれてホントに食べたくなる。アジねぎ天。2014/06/30

コジ

27
★★★☆☆ 「安さ」と「速さ」はほぼすべての店にあり、最近は「旨さ」も備えた店も多いと聞く立ち(食い)そば屋。最近はその名に反して椅子を設けてある店も有るとはいえ、店側も食べる側もスピード重視、あの殺伐とした雰囲気は女性が気軽に来店できる代物ではない気がする。本書はそんなキング オブ ファーストフードへの潜入食レポ的“女子”エッセイ。そば打ちを趣味に持つ著者だけにそばの味への拘りは強い。初心者にはちょっと敷居が高い無料トッピングに挑戦したりと、立ちそばの魅力を伝えようしているのが十分に伝わってくる。2017/08/31

プル

24
まぁ…著者は既婚者なのに「ガール」と名乗り、立ち食い蕎麦を「立ちそば」とするあたり、万人の女性目線と意識したであろう書きっぷりを貫くのは、好みが分かれるとはいえ、取材しながらも、細かい味の表現、棲み分け力は素晴らしいと思う。最後に立ちそばしたくなる一冊。2018/05/14

ようはん

20
学生時代に立ちそば屋にはよくお世話になっていたけど本の中で紹介されている蕎麦屋みたくはあまりトッピングは充実していなかったなあ…。立ちそばチェーン店へのインタビューや各蕎麦屋のルポで女性客が目立つようになったみたいな話あるけど、確かに10年以上前に行ってた時はあまり女性客はいなかった。2021/12/13

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