出版社内容情報
あの日、僕は連続殺人犯に出会った――。稀代の殺戮者ブージャムの死刑執行が、新たな惨劇の幕を開ける。第59回江戸川乱歩賞受賞作
十四年前、関東の地方都市で起きた連続猟奇殺人事件。ルイス・キャロルの詩を下敷きにしたかのような犯行から「ブージャム」と呼ばれた犯人は、六人を殺害した後、逮捕される。容姿端麗、取り調べにも多くを語らず、男を英雄視する熱狂的な信奉者も生まれるが、ついに死刑が執行された。
そしていま、第二の事件が始まる。小指を切り取られた女性の惨殺体。「ブージャム」を名乗る血塗られた落書き。十四年前の最後の被害者、南條信の双子の弟、南條仁のもとへ「襲名犯」からのメッセージが届けられる……。
惨劇はなぜ繰り返されるのか? 現在と過去を結ぶ事件の真相とは? 第59回江戸川乱歩賞受賞作!
【著者紹介】
竹吉優輔(たけよし・ゆうすけ)
1980年茨城県生まれ。二松学舎大学文学部卒業後、東洋大学大学院で文学を専攻。茨城の図書館で司書として働くかたわら、小説執筆をつづける。第55回江戸川乱歩賞一次通過、第57回江戸川乱歩賞二次通過と着実にステップアップし、2013年、本作にて第59回江戸川乱歩賞を受賞。念願の作家デビューを果たす。
内容説明
十四年前、ある地方都市で起きた連続猟奇殺人事件。逮捕後、その美貌と語り口から、男には熱狂的な信奉者も生まれたが、やがて死刑が執行される。彼の「死」は始まりにすぎななかった。そしていま、第二の事件が起きる―。第59回江戸川乱歩賞受賞作。
著者等紹介
竹吉優輔[タケヨシユウスケ]
1980年茨城県生まれ。二松学舎大学文学部卒業後、東洋大学大学院で文学を専攻。図書館で司書として働くかたわら、小説執筆をつづける。第55回江戸川乱歩賞一次通過、第57回江戸川乱歩賞二次通過と着実にステップアップし、2013年、『襲名犯』にて第59回江戸川乱歩賞を受賞。念願の作家デビューを果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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takaC
ガクガク
ダイ@2019.11.2~一時休止
ma-bo
ケイ