僕たちの前途

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僕たちの前途

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  • サイズ B6判/ページ数 333p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062180825
  • NDC分類 335.21
  • Cコード C0034

出版社内容情報

『絶望の国の幸福な若者たち』を超える待望の新刊! 「僕の働き方」から「日本人の働き方」まで、徹底的に取材し調べて考える!上場はしない。
社員は三人から増やさない。
社員全員が同じマンションの別の部屋に住む。
お互いがそれぞれの家の鍵を持ち合っている。
誰かが死んだ時点で会社は解散する。

僕は今、そんな会社で働いている。
社長は「会社」というよりも「ファミリー」という言葉を好む。
社長と言っても今27歳である僕の一学年上なので、まだ29歳である。
顔は高校生のような童顔。
低めの身長に太めの胴体。
名前は――
(本書より)

「いい学校、いい会社、いい人生」というモデルから
「降りた」若き起業家たち。
自らもその一員である古市憲寿が、徹底的にそのリアルに迫る。

「G2」に発表されて大反響を呼んだルポルタージュをふまえ、
「起業」や「ノマド」を礼賛するくせに自営業者が減少し続ける
日本社会における「起業」の本当の意味を探る。

誰もなしえなかった起業家研究&ルポ、ここに登場!

おなじみ巻末特別対談も収録、登場するのは
「会社といえばこの人」といえる、あの超有名人!

第一章 僕たちのゼント
第二章 東京ガールズコレクションの正体
第三章 俳優はなぜ映画を撮ったのか
第四章 つながる起業家たち
第五章 起業家って言うな!
第六章 日本人はこうやって働いてきた
第七章 あきらめきれない若者たち
第八章 僕たちの前途
補章 世代と次元を超える特別対談2本立て
 島耕作(テコット代表取締役社長)
 田原聡一朗(ジャーナリスト)


古市 憲寿[フルイチ ノリトシ]
著・文・その他

内容説明

「下流でもなく、ホリエモンでもなく」。あるいは「草食でもなく、肉食でもなく」。若き起業家たちの生態系に飛び込んで、幸福な若者たちの「働く」意味を考える。『絶望の国の幸福な若者たち』を超える、渾身の労働社会学論考。

目次

第1章 僕たちのゼント
第2章 東京ガールズコレクションの正体
第3章 俳優はなぜ映画を撮ったのか
第4章 つながる起業家たち
第5章 起業家って言うな!
第6章 日本人はこうやって働いてきた
第7章 あきらめきれない若者たち
第8章 僕たちの前途
補章1 島耕作社長、働くのって楽しいですか?
補章2 ホリエモンとあなたはどう違うの?

著者等紹介

古市憲寿[フルイチノリトシ]
1985年東京都生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程在籍。慶應義塾大学SFC研究所訪問研究員(上席)。有限会社ゼント執行役。専攻は社会学。大学院で若者とコミュニティについての研究を進めるかたわら、有限会社ゼントでマーケティング、IT戦略立案等に関わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

200
いろんな若者のウォッチから、意外と昔はみんな起業してた話から旧世代との対談まで視点が一々面白い。しかもこれが10年前にでた本。今でもこの当時の分析から大きく離れてはいないなとも思った。若者層としては敷かれたレールはもう強い憧れでは無くなってるのは共感。2022/05/05

harass

66
現代日本の起業と働くことについて。日本の戦前からの労働者像を統計資料から実像を語る。マスコミが煽る虚像に冷水をかけるスタイルはいつものこと。著者の属する会社代表やその仲間たちのエピソードがあるが、普通ではなく唖然としてしまう。いろいろ面白くページをめくるが、この著者の著作をまとめて読んでいたせいか同じような話が多く感じてしまう。今回もそうだが、散漫とした印象を持ってしまう。ずいぶんと曖昧な印象の感想で反省するが、何冊かみた流行歌のそれらしい歌詞を紹介して終わるようなことは無かったのだが。良書であるが。2017/11/18

扉のこちら側

59
初読。2014年346冊め。人付き合いが苦手な私には遠い世界にも思える。自分が納得できる働き方を模索すること、国民全てが仕事を担うという発想には共感。2014/04/21

Miyoshi Hirotaka

40
高度経済成長期の1970年に小学4年生だったのび太は、大学受験、就職活動に失敗。さらに起業に失敗し、莫大な負債を抱え、後世に禍根を残した。ドラえもんはこの救済のために派遣された。この時代、「いい学校、いい会社」という価値観が子供の背中を押した。一方、わが国が農業大国だった1930年代は全就業者の2/3が自営業。起業、ノマド、ベンチャーは当然で、サラリーマンは一握り。働き方は時代で変わる。起業は選択肢の一つ。組織内にいれば、他人や組織の経験を自分のものにできる。これが、ピア・ティーチングと呼ばれる機能だ。2017/05/01

ヒデミン@もも

37
社会学者として社会全体を見ているのではなく、あくまでも自分中心の友達の輪から社会全体を語るのが古市流。でも読みやすいし、脚注も普通の解説ではなく面白いから読み応えがあった。親しい起業家を客観的に見ているのもわかりやすい。が、農林水産省の友達が時給に換算したら300円ってのは計算間違いよ。2015/04/10

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